「三井物産100株保有で配当金はいくらもらえる?利回りもどれくらいか教えてほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
本記事では「三井物産株の購入を検討している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 三井物産の1株あたり配当金はいくらもらえるのか
- 三井物産株の配当金(中間&期末)はいつもらえるのか
- 三井物産株の配当性向・配当利回り・株主優待情報
三井物産100株保有で配当金はいくらもらえるのか?
そして、三井物産株の配当金はいつもらえるのか?
そんな気になる三井物産株の配当金に関する最新情報を詳しく解説していきます。
- 2023年度の1株当たり配当予想は「170円」
- 配当金の受取時期は「12月上旬」と「6月下旬」の年2回
- 配当利回りは「3.40%」、商社株は総じて高い水準
配当利回りに期待できる銘柄。
なんですが、三井物産株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。
配当狙いで株価下落に見舞われれば、配当金どころか大きな損失を被る可能性もあります。
そして今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、「将来への備え」は重要です。
ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?
三井物産に限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります。
【2024年最新】三井物産100株保有で配当金はいくら?
三井物産100株保有で配当金はいくらもらえるのか?
結論からいうと、2024年3月期(2023年度)の1株当たり配当金予想は「170円」
中間配当金が「85円」、期末配当金が「85円」
合わせて、2023年度の年間配当金は「170円」を予定しています。
つまり、三井物産100株保有で配当金は「17,000円」受け取れることになります。
ちなみに、当初の年間配当予想では「150円」でした。
ですが、2023年10月31日付のリリース(配当予想の修正)にて、増額修正を発表。
2023年度の1株当たり配当金予想は「150円」から「170円」に引き上げられ、投資家からの好感を得ました。
過去配当金額の推移
参考までに三井物産の過去配当金額の推移もみていきましょう。
三井物産の1株当たり配当金 | 中間配当 | 期末配当 | 年間配当 |
---|---|---|---|
2023年度 (2024年3月期) |
85円 | 85円(予想) | 170円(予想) |
2022年度 (2023年3月期) |
65円 | 75円 | 140円 |
2021年度 (2022年3月期) |
45円 | 60円 | 105円 |
2020年度 (2021年3月期) |
40円 | 45円 | 85円 |
2019年度 (2020年3月期) |
40円 | 40円 | 80円 |
2018年度 (2019年3月期) |
40円 | 40円 | 80円 |
(出典:三井物産「決算短信・決算情報」)
見ての通り、毎期増配しているのがわかりますね。
推移からも分かる通り、三井物産は株主還元にも積極的な企業。
実際、配当だけでなく自己株式の取得も機動的に実施をしているほど。
つまり、長期保有にも最適な優良銘柄。
配当狙いで銘柄を探している方は、ウォッチしておいてはいかがでしょうか。
税引後の支払い金額
三井物産の2024年3月期における1株当たり年間配当(予想)は170円です。
ただ、配当金には支払い時に税金がかかります。
税率は「20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)」
なので、税金を引いた税引後の支払い額は「13,547円(100株の場合)」となります。
三井物産株は、個人投資家にも人気の優良銘柄。
なんですが、優良でも万能ではありません。
三井物産の株価も、下落がいつ起こるかわかりません。
株価下落に見舞われれば、配当金どころか損失を被る可能性があります。
だからこそ「分散投資」という考え方が大切。
さらに物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、不安の解消に将来への備えは重要です。
今なら、利用者に対して特典やキャンペーンも受けられます。
三井物産株の配当金(中間&期末)はいつもらえる?
では次に、三井物産株の配当金(中間&期末)はいつもらえるのか?
結論、配当金をもらえるのは「12月上旬」と「6月下旬」の2回です。
前述でも解説の通りで三井物産の配当金は、年2回受け取れます。
「中間配当(9月30日)」と「期末配当(3月31日)」で実施された配当金を2~3ヶ月後に支払われます。
実際、過去に実施された配当金の支払い開始予定日は以下の通り。
三井物産の配当支払開始予定日 | 中間配当 | 期末配当 |
---|---|---|
2023年度 (2024年3月期) |
2023年12月4日 | – |
2022年度 (2023年3月期) |
2022年12月2日 | 2023年6月22日 |
2021年度 (2022年3月期) |
2021年12月2日 | 2022年6月23日 |
2020年度 (2021年3月期) |
2020年12月2日 | 2021年6月21日 |
2019年度 (2020年3月期) |
2019年12月3日 | 2020年6月22日 |
2018年度 (2019年3月期) |
2018年12月4日 | 2019年6月21日 |
(出典:三井物産「決算短信・決算情報」)
なので、配当金をもらえるのは「12月上旬」と「6月下旬」
筆者も2023年12月4日に中間配当が入金されました。(期末配当はこれから)
配当金の権利確定日
三井物産の配当金の権利確定日は「9月30日」と「3月31日」です。
そして、権利確定日の2営業日前が「権利付き最終日」になります。
権利付き最終日とは、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日のこと。
つまり、配当金を受け取りたい場合は、権利付き最終日までに株を購入しておく必要があります。
ちなみに、三井物産の2024年3月期の配当金を受け取るには、中間配当は「2023年9月27日(水)」、期末配当は「2024年3月27日(水)」までに株を購入した場合ということです。
配当金の支払開始日と支払日
三井物産の配当金の支払開始日と支払日は前述の通り、権利確定日から数えて2~3ヶ月後になります。
三井物産株は、個人投資家にも人気の優良銘柄。
なんですが、優良でも万能ではありません。
三井物産の株価も、下落がいつ起こるかわかりません。
株価下落に見舞われれば、配当金どころか損失を被る可能性があります。
だからこそ「分散投資」という考え方が大切。
さらに物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、不安の解消に将来への備えは重要です。
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三井物産の株価情報(2024年)と配当性向・配当利回り
上記は、過去10年間における三井物産の株価推移を示したチャートです。
見ての通り、株価は右肩上がりで上昇。
下値切り上げの上昇トレンドを掴み、龍が如く舞い上がっています。
実際、上がり始めた2020年の株価(約2,000円)と比較して、現在は3倍近くまで上昇。
非常に今後の動向にも熱が入る銘柄。
株価は順調に上がるのか?それとも下がるのか?
気になる三井物産の株価情報(2024年)と配当性向・配当利回りを詳しく解説していきます!
三井物産株はいくらで買える?
2024年5月2日時点の三井物産の株価は「7,681円」
(出典:Yahoo!ファイナンス「三井物産(株)」)
つまり、三井物産株の最低購入代金は「768,100円(7,681円×100株)」です。
(※株式購入時には手数料がかかります。利用している証券会社によって手数料も異なるので注意。)
三井物産株の配当性向は高い?低い?
三井物産株の配当性向(連結)は以下の通りです。
三井物産株の配当性向 | 配当性向(連結) | 年間配当金 | 当期純利益(連結) |
---|---|---|---|
2023年度(予想) (2024年3月期) |
-% | 170円 | 880,000百万円(*1) |
2022年度 (2023年3月期) |
19.4% | 140円 | 1,130,630百万円 |
2021年度 (2022年3月期) |
18.7% | 105円 | 914,722百万円 |
2020年度 (2021年3月期) |
42.7% | 85円 | 335,458百万円 |
2019年度 (2020年3月期) |
35.4% | 80円 | 391,513百万円 |
2018年度 (2019年3月期) |
33.6% | 80円 | 414,215百万円 |
(出典:三井物産「有価証券報告書」)
配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標のこと。
日本企業の配当性向の平均は、30%程度といわれています。
そんな中、三井物産の配当性向は、直近の実績をみても30%を下回り、安定しない印象です。
ですが、三井物産は非常に株主還元に積極的な企業。
実際、2024年3月期から2026年3月期までの中期経営計画を発表し、具体的な数値目標も公表。
- 基礎営業キャッシュ・フローの3年間累計に対する株主還元割合は、37%程度を目標
- 力強いキャッシュ・フローに基づき、中経期間における年間下限配当を150円/株から170円/株に引き上げ
- 資産リサイクルの進捗を踏まえ、新たな自己株式取得500億円を決定
特に、年間下限配当の設定が魅力的。
しかも、元々設定していた150円から170円に増額した点も好感が持てます。
ですので、三井物産は株主還元に積極的な企業。
長期保有もさることながら、配当狙いで検討するのもいいのではないでしょうか。
(*1)出典:三井物産「2023年3月期 決算短信」
三井物産株の配当利回りは良い?競合他社と比較
三井物産の配当利回りは良いのかどうか?
企業単体で分析しても評価しづらいため、競合他社(大手商社株)と比較してみます。
配当利回り比較表(2023年3月期) | 年間配当金 | 株価(期末日の終値) | 配当利回り |
---|---|---|---|
三井物産(8053) | 140円 | 4,116円 | 3.40% |
三菱商事(8058) | 180円 | 4,751円 | 3.79% |
伊藤忠商事(8001) | 140円 | 4,301円 | 3.26% |
プライム全銘柄 | -円 | -円 | 2.20% |
三井物産の配当利回りは『3.40%』
同じく五大商社と呼ばれる商社株と比較すると、高くもなければ低すぎもしない水準。
ですが、プライム全銘柄の平均利回りが2.0~2.2%ですので、高い利回りといえます。
つまり、商社株は概ね配当利回りが高い優良銘柄。
利回り目当てなら、三井物産の今後の動向もウォッチしてみてはいかがでしょうか。
ただ、優良でも万能ではありません。
三井物産の株価も、下落がいつ起こるかわかりません。
株価下落に見舞われれば、配当金どころか損失を被る可能性があります。
だからこそ「分散投資」という考え方が大切。
さらに物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、不安の解消に将来への備えは重要です。
今なら、利用者に対して特典やキャンペーンも受けられます。
三井物産(8031)の株主優待有無と優待利回り情報
結論、三井物産は株主優待がありません。
ですので、株主になって受け取れる恩恵は配当金のみになります。
【Q&A】三井物産の株価と配当金に関するよくある質問
最後に三井物産の株価と配当金に関するよくある質問をまとめます。
【質問1】三井物産に隠れ優待はある?
「三井物産に隠れ優待はある?」
【質問2】三井物産の配当金で生活は送れる?
「三井物産の配当金で生活は送れる?」
【質問3】三井物産の中間配当支払日はいつですか?
「三井物産の中間配当支払日はいつですか?」
まとめ:三井物産株を100株保有した場合の配当金・株価情報
三井物産株を100株保有した場合の配当金・株価情報をまとめてきました。
改めて、三井物産の配当金・株価情報をまとめると、
- 2024年3月期(2023年度)の1株当たり配当予想は「170円」
- 100株保有で支払い額は「17,000円(税引後13,547円)」
- 配当金は年2回(中間と期末)受け取れる
- 配当金の受取時期は「12月上旬」と「6月下旬」
- 配当性向(連結)は30%下回るも株主還元策には積極的
- 配当利回りは「3.40%」、商社株は総じて高い水準
- 株主優待制度はなし