【暴落】ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちる?なぜ安い?3つの原因と今後の買い時を考察
悩む男性4

「ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちる?なぜ株価が安いのか教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「ゆうちょ銀行株の将来性が気になっている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事で分かること

  • ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちるかの結論
  • ゆうちょ銀行の株価が安い原因と同業他社との比較検証
  • ゆうちょ銀行株は今後どうなる?買うべきか将来性から考察

ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちるのか?

そして、ゆうちょ銀行株の将来性はどうなるのか?
ゆうちょ銀行株の購入を検討している方や買い時を探っている方にとって、非常に気になる情報です。

気になるゆうちょ銀行の株価が安い原因と今後どうなるのか将来性について考察していきます。

【結論】ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちる?

ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちるのか?

結論からいうと、785円まで落ちました。

785円が、ゆうちょ銀行にとっての上場来安値です。
上場来安値を付けた日付は、2020年の7月31日となっています。

ゆうちょ銀行が上場したのは、2015年の11月4日。
つまり、5年近くゆうちょ銀行の株価は下落し続けていたということ。

実際にどれくらい下落したのか?上場日からの株価チャートを示すと以下の通り。

ゆうちょ銀行|株価推移 上場日の終値 上場来安値 下落率
株価 1,671円 785円 -886円(53%安)

(出典:Yahoo!ファイナンス「(株)ゆうちょ銀行」

実に、886円も株価は落ちたことになります。
下落率は53%安と、上場時の株価からほぼ半値になったことがわかります。

ですので、ゆうちょ銀行の株価は785円(上場来安値)まで落ちる結果となりました。

上場来安値の日付以降にも株価の下落は所々で起きるものの、現在は下値切り上げの緩やかな上昇を続けています。

なんですが今後、株価が再び下落する可能性はあります。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、不安の解消に「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

ゆうちょ銀行に限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

なぜ安い?ゆうちょ銀行の株価が安い3つの原因

ここまで、ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちるのかについて解説してきました。

ここで気になるのが、ゆうちょ銀行の株価はなぜ下落したのか?

なぜ、上場時の株価から半値になるほど安くなってしまったのか?

気になるのは、その下落原因。
ここでは、ゆうちょ銀行の株価が安い3つの原因について解説します。

【原因1】日銀が導入したマイナス金利の影響

上場直後の株安を招いた原因の一つが「日銀が導入したマイナス金利の影響」

2016年1月28、29日に日銀がマイナス金利導入を決定。
本報道を受けて、日経平均株価は大幅反発し、前日比476.85円高となりました。

しかし、下落したのはゆうちょ銀行をはじめとする銀行株のみ。
マイナス金利導入によって、ゆうちょ銀行株はどれくらい安くなったのか?推移をみると以下の通り。

ゆうちょ銀行|株価推移 マイナス金利導入前の終値
(2016/1/27)
マイナス金利導入後の終値
(2016/2/1)
下落率
株価 1,578円 1,354円 -224円(14.2%安)

(出典:Yahoo!ファイナンス「(株)ゆうちょ銀行」

マイナス金利導入前と比較すると、14.2%もの株安を招いていることがわかります。

なぜこれほどまで、ゆうちょ銀行の株価は安くなったのか?
それは、マイナス金利を適用すると、銀行の利ざやが減少し収益に悪影響を及ぼすためです。

実際、2016年3月期の決算短信でも、前期比で12%の減益を発表。
減益の理由にも、マイナス金利政策を受けた一段の金利低下により、収益減少が見込まれるとしています。

つまり、ゆうちょ銀行の株安を招いた主たる原因は、日銀によるマイナス金利導入が要因になっているといえます。

【原因2】業績が大幅減益となる見通しに嫌気

次に2つ目の原因として挙げられるのは「業績が大幅減益となる見通しに嫌気」

2018年5月頃にも、大きな株安が起きました。
5月というのは、ゆうちょ銀行にとって本決算の発表時期にあたります。

その2018年5月に公表されたゆうちょ銀行の本決算内容が嫌気され、大幅な株価下落を招く結果となりました。

実際、どんな悪材料だったのか?
決算をみると、2019年3月期の連結業績予想において、純利益が2,600億円になる見通しを公表。

つまり、前期(3,527億円)と比較して、実に26.2%もの大幅減益を計画しているとのこと。

決算を受けて、市場では売りが先行。
さらに大和証券は、ゆうちょ銀行の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に格下げ

目標株価も1,550円から1,450円に引き下げる判断を下しました。

結果、ゆうちょ銀行の株価は急落。
業績に対する影響で、株価はどれくらい下がったか?推移をみると以下の通り。

ゆうちょ銀行|株価推移 決算発表前の終値
(2018/5/15)
決算発表後の安値
(2018/5/16)
下落率
株価 1,517円 1,366円 -151円(10.0%安)

(出典:Yahoo!ファイナンス「(株)ゆうちょ銀行」

わずか1日のうちに、10%もの株安を招いたことになります。

ではなぜ、これほどまで大幅減益を見通したのか?
ゆうちょ銀行の親会社である日本郵政の社長会見をみると、以下のように説いています。

ゆうちょ銀行のパフォーマンスがいよいよ影響を受けてまいります。今年度のゆうちょ銀行の純利益が対前年度で1,000億円落ちる見通しである、と申し上げました。

会見の通り、主な原因は、マイナス金利の影響。
従って、ゆうちょ銀行の株価がさえないのは、2016年の導入以来続く、低金利による業績低迷にあるといえます。

【原因3】コロナの影響および配当未定に対する懸念

そして3つ目の原因が「コロナの影響および配当未定に対する懸念」

2020年に入って大流行した新型コロナウイルス。
コロナの影響は、世界的な連鎖株安を引き起こし、ゆうちょ銀行の株価にも大きな影響を与えました。

ただ、2020年前半に起きたゆうちょ銀行の株安を招いた原因は他にもあります。

それは「年間配当の未定発表」
上場以来、毎期配当を実施していたゆうちょ銀行が未定とする内容を発表。

実際、2020年3月期の決算をみると来期(2021年3月期)は配当未定であるのがわかります。

配当を未定とした理由として、以下の要因を挙げています。

配当未定となった要因

  • 金融市場が当面、先行き不透明な状況であること
  • 市場動向次第で業績が大きく変動する可能性があること

つまり、景気悪化を懸念しての決断。
今後の業績動向を見極めつつ検討するとして、決算発表時点では未定としたようです。

これらの市況や発表内容が懸念され、ゆうちょ銀行の株価は下落を招く原因となりました。

今回のゆうちょ銀行株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、不安の解消に「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

ゆうちょ銀行に限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

ゆうちょ銀行と同業他社を業績・株価・配当性向から比較

ここまで、ゆうちょ銀行のみにフォーカスし株価や事業の将来性を解説してきました。

ただ1社のみの分析では結果に偏りが生じます。
同業他社と比較・分析することで、結果の確度はより高まります。

ここでは、ゆうちょ銀行と同業他社を業績・株価・配当性向から比較していきます。

銀行業界(メガバンク)の銘柄比較

まずゆうちょ銀行と銀行業界(メガバンク)の銘柄比較をまとめた表が以下の通り。

比較表(2023年度) ゆうちょ銀行(7182) みずほ(8411) 三井住友(8316)
経常収益 2兆642億円 5兆7,787億円 6兆1,421億円
当期純利益 3,250億円 5,555億円 8,058億円
総資産 229兆5,822億円 254兆2,582億円 270兆4,285億円
自己資本比率 4.1% 3.6% 4.7%
ROE
(自己資本利益率)
3.44% 6.08% 6.35%
EPS
(1株当たり純利益)
86.84円 219.2円 590.46円
PER
(株価収益率)
12.47倍 8.57倍 8.97倍
PBR
(株価純資産倍率)
0.41倍 0.52倍 0.56倍
配当性向 57.5% 38.7% 40.4%
配当利回り 4.62% 4.53% 4.53%

※2023年3月末時点(数値はEDINETYahoo!ファイナンスから引用)

【比較1】配当性向は50%超えと高い水準

まず競合と比較してわかるのは「配当性向は50%超えと高い水準」

【比較2】EPSが100円未満と低いために株価も安い

客観的にみて気になる点は「EPSが100円未満と低いために株価も安い」

【比較3】ROEは3%台と収益性に課題あり(対策必須)

さらに懸念されるのは「ROEは3%台と収益性に課題あり」

2023年の11月16日に開かれた投資家説明会の資料をみると、ROEの現状には満足していないとのこと。

ゆうちょ銀行としての目標数値はROE5%超え。
実際、5%を上回るROEを目指すべき、以下の対策を実施。

ROE向上を目指した対策

  1. 低金利環境下でのポートフォリオの多様化・分散化
  2. 役務取引等利益の拡大
  3. 経費の削減

ゆうちょ銀行株をウォッチしている方は、今後の動向に注視する必要がありそうです。

今回のゆうちょ銀行株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

ゆうちょ銀行に限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

ゆうちょ銀行株は今後どうなる?買うべきか将来性から考察

ここまで、ゆうちょ銀行の株価が安い理由について解説してきました。

では気になるゆうちょ銀行株は、今後買いか否か。

株価の将来性を占ううえで、今後の動向を考察することが重要です。

ゆうちょ銀行株は今後どうなる?買うべきか将来性から考察していきます。

【考察1】DX推進と事業のサステナビリティ強化が成長のカギ

まず外せないのは「DX推進と事業のサステナビリティ強化が成長のカギ」

【考察2】特に成長を牽引するのは新しいリテールビジネス戦略

重点戦略の中でも「特に成長を牽引するのは新しいリテールビジネス戦略」

【考察3】金融政策見直しで金利上昇すれば銀行の収益は改善?

また「金融政策見直しで金利上昇すれば銀行の収益は改善?」

結論、金利上昇が見込めれば銀行収益は改善に向かうことでしょう。
実際に日経新聞によると、金利復活が先行し先取りで銀行株が5年半ぶり高値をつけた場面もあり。

どこまで落ちるか懸念されるゆうちょ銀行株に関するよくある質問

最後にどこまで落ちるか懸念されるゆうちょ銀行株に関するよくある質問をまとめます。

【質問1】ゆうちょ銀行の株価は10年後どうなる?

悩む男性2

「ゆうちょ銀行の株価は10年後どうなる?」

【質問2】ゆうちょ銀行株に株主優待はある?

悩む男性2

「ゆうちょ銀行株に株主優待はある?」

【質問3】ゆうちょ銀行の株式売り出しは買うべきか?

悩む男性2

「ゆうちょ銀行の株式売り出しは買うべきか?」

まとめ:ゆうちょ銀行の株価下落原因と今後買い時か将来性から考察

ゆうちょ銀行の株価下落原因と今後買い時か将来性から考察してきました。

改めて、ゆうちょ銀行の株価が安い原因をまとめると、

ゆうちょ銀行の株価が安い原因

  1. 日銀が導入したマイナス金利の影響
  2. 業績が大幅減益となる見通しに嫌気
  3. コロナの影響および配当未定に対する懸念