【ANA株で大儲け?】ANAの株価が上がった理由と買い時を今後の見通しから考察
悩む男性4

「ANA株で大儲けできる?ANAの株価の買い時を教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「ANA株で大儲けできるか買い時を探っている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事で分かること

  • ANA株で大儲けできるかの結論
  • ANAの株価が上がった3つの理由
  • ANA株は買うべきか?買い時を今後の見通しから考察

ANA株で大儲けできるのかどうか?

そして、ANAの株価の買い時はいつか。
ANA株の購入を検討している方や買い時を探っている方にとって、非常に気になる情報です。

気になるANA株で大儲けできるかの結論と買い時を今後の見通しから考察していきます。

【結論】ANA株で大儲けできる?

ANA株で大儲けできるのかどうか?

結論からいうと、できなくはない。
ですが、ANA株で大儲けできるかは非常に不透明です。

なぜなら、現状として株価の先行きはまだまだ見通せないから。

上図は、過去10年間の株価推移です。
足元では、コロナによる急落から多少リバウンドしています。

しかし、コロナ前の水準にはまだ届かない状況。
実際、最高値をつけた4,800円から考えると、現在も1,500円~1,800円近く下落し続けているのがわかります。

今後の株価上昇を期待して、今のうちに仕込むのか?
それとも、先が見通せない中での投資はリスクが高いから、見送るのか?

投資判断は、個々人の価値観次第です。

いずれにしても言えるのは、株式投資はリスクが高い、ということ。

だからこそ「分散投資」は重要です。
リスクの投資はもちろん、ANA株で大儲けを狙うなら、他の銘柄もみて可能性を広げた方がいいかもしれません。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

ANAに限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

ANA株で大儲け可能な期待値を考察

では実際に、ANA株で大儲けの期待値はどれくらいなのか?

「キャピタルゲイン」と「配当金狙い」の2つの側面から根拠を考察していきます。

ANA株でキャピタルゲインの期待値

ANA株は今後、どれくらい株価が上がるのか?

キャピタルゲインの期待値を考察するにあたって、コロナ前(2015年3月期~2019年3月期)の水準から、今後の株価を予想していきます。

ANA|決算期 株価 EPS PER
2019年3月期 4,059円 331.04円 12.26倍
2018年3月期 4,118円 417.82円 9.86倍
2017年3月期 3,398円 282.35円 12.04倍
2016年3月期 3,171円 223.56円 14.18倍
2015年3月期 3,218円 112.36円 28.66倍

(出典:ANAホールディングス「決算短信」

5年間における、EPSの平均は「274円」
直近(2023年3月期)のEPSは「190円」で、業績回復が見込めれば84円の上昇期待は大きい。

ただし、PERの平均は「15.4倍」
実は、直近の実績ですでにPER15倍を付けており、平均的な水準を維持していることになります。

つまり、ANAの予想株価は、これらEPSとPERの水準から鑑みて、現在の株価(2,926円)が適正ともいえそう。

EPS 190円 × PER 15.4倍 = 予想株価 2,926円

今後の業績回復を期待し、EPSの向上を見込むなら、株価は4,220円まで目指す展開も予想できます。

EPS 274円 × PER 15.4倍 = 予想株価 4,220円

ANA株で配当金狙いの期待値

次にANA株で配当金狙いの期待値について。

こちらも結論からいうと、過度な期待は禁物です。
なぜなら、そもそもANA株の配当利回りは1~2%程度と低い水準だから。

実際、東証プライムに上場する企業の平均利回りは2.2%程度。
比較しても、ANAの配当利回りは特別高いわけではないことがわかります。

さらにいうと、コロナの影響で長らく無配が続いていました。
(2024年3月期2Q決算にて5期ぶりに復配を公表しましたが、金額は1株あたり30円)

では過去の、配当金と配当利回りを確認してみましょう。

ANA|決算期 1株当たり配当金 配当利回り
2024年3月期(予想) 30円 -%
2023年3月期 0円 -%
2022年3月期 0円 -%
2021年3月期 0円 -%
2020年3月期 0円 -%
2019年3月期 75円 1.85%
2018年3月期 60円 1.46%
2017年3月期 60円 1.76%
2016年3月期 50円 1.58%
2015年3月期 40円 1.24%

(出典:ANAホールディングス「配当情報」

配当金30円なら、配当利回りは「0.97%」
(※2023年12月13日時点の株価終値で試算した場合、出典:Yahoo!ファイナンス

利回りは1%を割る水準。
しかし、今後コロナ前の水準(60円~75円)まで配当を増やすかは不明です。

かつ先が見通せない状況の中、配当利回り1~2%の銘柄は買いか否か?

考察結果の結論として、ANA株で大儲けの可能は、キャピタルゲイン・配当金狙いともに低い。

もっといえば、株価下落に見舞われれば、配当金どころか大きな損失を被る可能性もあります。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

ANAに限らず、株価急落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

ANAの株価が上がった3つの理由とは

ANAの過去10年の株価推移を示したチャートを再掲します。

まだ、コロナ前の株価水準には程遠い状況。
ですが、急落した株価は、やっと底を打って切り返す展開に。

足元では株価の上昇も見られています。

ではなぜ、ANAの株価は上がったのか?
今後の株買い時を占ううえで、上昇要因を考察することは重要です。

具体的なANAの株価が上がった3つの理由を解説していきます。

【理由1】業績が想定以上に回復してきているから

まずは「業績が想定以上に回復してきているから」

業績が良ければ、株価上昇の期待値も上がります。
実際、ANAの2023年3月期決算をみると、売上・利益ともに回復。

特に利益については黒字転換に成功。
決算発表前には、純利益予想の大幅増益とした上方修正も公表しました。

これらのポジティブサプライズを受けて、ANAの株価は大幅反発。

どれくらい株価は上がったのか?
ANAの株価推移をみてみると以下の通りで、4%近く株価が上昇したのがわかります。

ANA|株価推移 上昇修正発表当日の終値
(2023年4月21日)
上昇修正発表翌日の高値
(2023年4月24日)
騰落率
株価 2,851円 2,963円 +112円(3.9%高)

(出典:Yahoo!ファイナンス「ANAホールディングス(株)」

発表を受けて、100円以上の大幅反発を記録。

好調な業績となった要因は、以下の通り。
いずれもコロナの収束がみえてきて、回復基調に入ったといえるでしょう。

業績好調の要因

  • ビジネス需要が先行して回復
  • レジャーが伸張(全国旅行支援など)
  • 三国間需要が先行して回復

【理由2】未定としていた配当予想を5期ぶりに復配したから

次に挙げられるのは「未定としていた配当予想を5期ぶりに復配したから」

コロナの影響で、直近4期は無配。
ですが、業績の見通しが好調に推移していることもうけて、5期ぶりに復配を発表

配当金は、1株あたり30円。
本復配発表が好感され、株価も反応するかのように上昇しました。

ANA|株価推移 復配発表当日の終値
(2023年10月31日)
復配発表翌日の高値
(2023年11月1日)
騰落率
株価 2,952円 3,053円 +101円(3.4%高)

(出典:Yahoo!ファイナンス「ANAホールディングス(株)」

100円近くまで株価は上昇。
コロナ前の水準(60円~75円)まで配当金は増えるのか?期待が集まります。

【理由3】仮想旅行事業などの非航空分野を強化しているから

そして3つ目の理由が「仮想旅行事業などの非航空分野を強化しているから」

コロナの大打撃を受け、ANAは非航空分野を強化。
具体的には、以下のような領域であり、特に注目すべきは「仮想旅行事業」

ANAは非航空分野

  • 会員基盤を活用した「ANAマイレージプログラム」
  • 利便性向上のための決済サービス「ANA Pay」
  • アプリを使ったバーチャル旅行体験「仮想旅行事業」

バーチャル空間での新しい旅体験提供。
そのための、開発・運営を担う会社設立を公表

非航空分野における事業の柱と位置づけ、2025年度までに累計売上高は約3,000億円を目指すと発表

なんですが、ANA株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

そして今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、不安の解消に「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

ANAに限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

ANA株は買うべきか?買い時を今後の見通しから考察

ここまで、ANA株で大儲けできるのか?株価上昇要因についても解説してきました。

結論、ANA株で大儲けの可能性は低い。
キャピタルゲイン・配当金狙いともに過度な期待は禁物です。

では、大儲けはできなくても買うべきかどうか?

今後の株価はどうなるのか?ANA株の買い時を今後の見通しから考察していきます。

【考察1】国際旅客を中心にトップラインの拡大がカギ

まず見るべきは「国際旅客を中心にトップラインの拡大がカギ」

【考察2】スーパーアプリ構想が航空一本足脱却なるか

さらに注目すべきは「スーパーアプリ構想が航空一本足脱却なるか」

【考察3】中長期的な価値創造に欠かせないSAFの普及促進

そして「中長期的な価値創造に欠かせないSAFの普及促進」

2050カーボンニュートラルに向けたSAF(持続可能な航空燃料)に関する共同レポートを策定

ANAだけでなくJALをはじめとする航空業界全体で取り組むべき課題。

【Q&A】大儲けに期待するANA株に関するよくある質問

最後に大儲けに期待するANA株に関するよくある質問をまとめます。

【質問1】ANA100株はいくらで買える?

悩む男性2

「ANA100株はいくらで買える?」

【質問2】ANAの配当金復活(復配)はいつ?

悩む男性2

「ANAの配当金復活(復配)はいつ?」

【質問3】ANAに株主優待制度はある?

悩む男性2

「ANAに株主優待制度はある?」

まとめ:ANA株の上昇要因と買い時を今後の見通しから考察

ANA株の上昇要因と買い時を今後の見通しから考察してきました。

改めて、ANAの株価が上がった理由をまとめると、

ANAの株価が上がった理由

  1. 業績が想定以上に回復してきているから
  2. 未定としていた配当予想を5期ぶりに復配したから
  3. 仮想旅行事業などの非航空分野を強化しているから