JAL株で大儲けできる?買うべきか?今後の株価はどうなるか買い時を将来性から考察
悩む男性3

「JAL株で大儲けできる?買うべきか?今後の株価はどうなるか教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「JAL株で大儲けできるのか買うべきか迷っている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事で分かること

  • JAL株で大儲けできるかの結論
  • JALとANAで業績・株価を比較検証
  • JAL株は買うべきか?買い時を今後の見通しから考察

JAL株で大儲けできるのかどうか?

そして、JAL株は買うべきか?買い時はいつか気になるもの。

そんな気になるJAL株の今後を期待値と買い時を将来性から詳しく考察していきます。

先に結論をお伝えすると・・・

結論からいうと、できなくはない。
ですが、JAL株で大儲けできるかは非常に不透明です。

なぜなら、現状としても株価の先行きはまだまだ見通せないから。
さらに先が見通せない状況の中、配当利回り1~3%の銘柄を期待するのは得策か否か?

つまり、JAL株で大儲けは不可能ではないが、期待値は低い。
JAL株で大儲けを狙うなら、他の銘柄もみて可能性を広げるのも一つの投資戦略といえるでしょう。

そして、JAL株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

株価の急落に見舞われれば、多かれ少なかれ損失を被る可能性は非常に高いです。

だからこそ「分散投資」は重要です。

そして今では、物価も上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない世の中だからこそ、不安の解消に「将来への備え」は必要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

JALに限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

JALとはどんな会社?

JAL株で大儲けできるのかについて触れる前に。
はじめに、JALとはどんな会社か?基本情報をまとめます。

社名(商号) 日本航空株式会社
設立 1951年8月1日
本社所在地 東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル
従業員数 12,969人(2023年3月現在)
連結従業員数 36,039人(2023年3月現在)
資本金および資本準備金 546,831百万円
発行済株式 437,143,500株(2023年9月30日現在)
事業内容 定期航空運送事業及び不定期航空運送事業
航空機使用事業
その他附帯する又は関連する一切の事業

業績

まずJALの業績についてです。

コロナの影響で売上は激減。
ただ、その後は底を打ち、V字回復に復調の兆しを見せています。

事業内容

次にJALの事業内容は以下の通りです。

JALの事業内容

  • 航空運送事業
    国内線/国際線
    空港旅客サービス
    グランドハンドリング
    空港周辺事業
  • その他の事業
    パッケージ旅行の販売
    クレジットカード事業
    農業事業
    ビジネスジェット事業

JALの事業は、大別すると「航空運送事業」と「その他の事業」の2つ。

航空運送事業がJALにとって屋台骨。
売上高の構成比でみても、7割近くを航空運送事業が稼ぐビジネスモデルとなっています。

配当・株主還元

JALの配当・株主還元についてです。

JALの1株当たり配当金の推移は以下の通り。

JAL|決算期 1株当たり配当金 配当利回り
2024年3月期(予想) 60円 -%
2023年3月期 25円 0.97%
2022年3月期 0円 -%
2021年3月期 0円 -%
2020年3月期 55円 2.76%
2019年3月期 110円 2.82%
2018年3月期 110円 2.57%
2017年3月期 94円 2.67%
2016年3月期 120円 2.91%
2015年3月期 104円 2.78%

(出典:JAPAN AIRLINES「配当情報」

過去10年の株価推移

そしてJALの過去10年の株価推移についてです。

コロナの影響で株価が急落してから、早4年。
現在の株価は、ようやく底を打ってリバウンドしているものの、コロナ前の水準にはまだ届かない状況。

実際、コロナ前の水準(約3,500円)から考えて、今も700円近く下落しています。

また、2021年~2022年に形成したボックス相場を2023年には抜け出すも、再び軟調な展開となっています。

今後JALの株価はどうなるのか?
上昇トレンドを掴むのか?それとも再び下落するのか?

JAL株に限った話ではありませんが、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、不安の解消に「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

JALに限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

【結論】JAL株で大儲けできる?

最も気になるJAL株で大儲けできるのかどうか?

結論からいうと、できなくはない。
ですが、JAL株で大儲けできるかは非常に不透明です。

なぜなら、現状としても株価の先行きはまだまだ見通せないから。

上図、過去10年間の株価推移を再掲します。
足元では、コロナによる株価急落から多少リバウンドしています。

しかし、コロナ前の水準にはまだ届かない状況。
実際、最高値をつけた6,110円から考えると、現在も3,000円~3,350円近く下落し続けているのがわかります。

今後の株価上昇を期待して、今のうちに仕込むのか?
それとも、先が見通せない中での投資はリスクが高いから、見送るのか?

投資判断は、個々人の価値観次第です。

いずれにしても言えるのは、株式投資はリスクが高い、ということ。

だからこそ「分散投資」は重要です。
リスクの投資はもちろん、JAL株で大儲けを狙うなら、他の銘柄もみて可能性を広げるのも一つの投資戦略になります。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

JALに限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」「具体策」があります

JAL株で大儲け可能な期待値を考察

では実際に、JAL株で大儲けの期待値はどれくらいなのか?

「キャピタルゲイン」と「配当金狙い」の2つの側面から根拠を考察していきます。

JAL株でキャピタルゲインの期待値

JAL株は今後、どれくらい株価が上がるのか?

キャピタルゲインの期待値を考察するにあたって、コロナ前(2015年3月期~2019年3月期)の水準から、今後の株価を予想していきます。

JAL|決算期 株価 EPS PER
2019年3月期 3,899円 432.10円 9.02倍
2018年3月期 4,282円 383.22円 11.17倍
2017年3月期 3,526円 456.55円 7.72倍
2016年3月期 4,122円 481.29円 8.56倍
2015年3月期 3,740円 411.06円 9.10倍

(出典:JAPAN AIRLINES「決算短信・概況」

5年間における、EPSの平均は「432.84円」
直近(2023年3月期)のEPSは「78.77円」で、業績回復が見込めればEPSの上昇も期待できます。

なんですが、JALの中計をみると、2024年3月期の利益目標は1,000億円を掲げています。
コロナ直前期(2019年3月期)の利益は、1,700億円以上を達成していたため、ここ1~2年でのEPSの大きな上昇は期待できないでしょう。

ですので、業績改善を前提に、EPSの将来的な値を432.84円と仮定します。
PERの平均は「9.11倍」であることから、これらEPSとPERの水準から鑑みて、JALの予想株価は約3,900円まで目指す展開も予想できます。

EPS 432.84円 × PER 9.11倍 = 予想株価 3,914円

JAL株で配当金狙いの期待値

次にJAL株で配当金狙いの期待値について。

こちらも結論からいうと、過度な期待は禁物です。
なぜなら、JAL株の配当利回りは3%未満と特別高いわけではないから。

実際、東証プライムに上場する企業の平均利回りは2.2%程度。
さらに現在の株式市場では、株主還元を重視する企業も増えており、利回り3%を超える銘柄は全体の3割弱にのぼっています。

これらの水準から比較しても、JALの配当利回りは特別高いわけではないことがわかります。

では過去の、配当金と配当利回りを確認してみましょう。

JAL|決算期 1株当たり配当金 配当利回り
2024年3月期(予想) 60円 -%
2023年3月期 25円 0.97%
2022年3月期 0円 -%
2021年3月期 0円 -%
2020年3月期 55円 2.76%
2019年3月期 110円 2.82%
2018年3月期 110円 2.57%
2017年3月期 94円 2.67%
2016年3月期 120円 2.91%
2015年3月期 104円 2.78%

(出典:JAPAN AIRLINES「配当情報」

配当金60円なら、予想配当利回りは「2.17%」
(※2023年12月20日時点の株価終値で試算した場合、出典:Yahoo!ファイナンス

過去の推移をみても、2~3%を推移しており、3%は超えない状況となっています。

しかし、今後コロナ前の水準(100円前後)まで配当を増やすかは不明。
JALの中計をみても、株主還元方針で「配当は安定性・継続性を重視」とするのみで、具体的な金額の言及は避けています。

かつ先が見通せない状況の中、配当利回り1~3%の銘柄を期待するのは得策か否か?

考察結果の結論として、JAL株で大儲けの可能は、キャピタルゲイン・配当金狙いともに低い。

もっといえば、株価下落に見舞われれば、配当金どころか大きな損失を被る可能性もあります。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

JALに限らず、株価急落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

大儲けできるのは?JALとANAで業績・株価を比較検証

ここまで、JALのみにフォーカスし株価の将来性を考察してきました。

ただ1社のみの分析では結果に偏りが生じます。
同業他社と比較・分析することで、結果の確度はより高まります。

ここでは、JALとANAで業績・株価を比較検証していきます。

JAL&ANAの銘柄比較

まずJALとANAの銘柄比較をまとめた表が以下の通り。

比較表(2023年3月期) JAL ANA
売上高 1兆3,755億円 1兆7,074億円
当期純利益 344億円 894億円
営業利益率 4.73% 7.03%
自己資本比率 32.3% 25.6%
ROE
(自己資本利益率)
4.26% 10.78%
EPS
(1株当たり純利益)
78.77円 190.24円
PER
(株価収益率)
32.78倍 15.12倍
PBR
(株価純資産倍率)
1.38倍 1.57倍
配当性向 31.7% 0%
配当利回り 0.97% 0%

※2023年3月末時点(数値はEDINETYahoo!ファイナンスから引用)

【比較1】配当に慎重なANAに対してJALは積極的に実施

まず比較から明確に分かれたのは「配当に慎重なANAに対してJALは積極的に実施」

配当について、ANAは無配、JALは実施。
明確に配当方針、経営判断はわかれたといえます。

【比較2】ROEは10%未満で資本収益性や成長性に課題あり

ただ懸念されるのは「ROEは10%未満で資本収益性や成長性に課題あり」

競合のANAはROEが10%超え。
それに対し、JALは4.26%と低い水準となっています。

【比較3】EPSが100円割れも株価が安い原因の一つ

さらに「EPSが100円割れも株価が安い原因の一つ」

EPSとは、1株当たり純利益のこと。
企業がどれだけ利益を上げたかを表す、企業価値を判断する上で重要な指標の一つです。

企業の収益力・成長性をみる指標であるため、EPSが高いと株価も上昇しやすいといえます。

このEPSについて、JALは100円未満の水準。
ANAは200円前後と、その差は2倍に達していることからも、水準は低いといえます。

そして、JAL株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

JALに限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

JAL株は買うべきか?買い時を今後の見通しから考察

ここまで、JAL株で大儲けできるのかどうか。
「キャピタルゲイン」と「配当金狙い」の2つの観点から考察してきました。

結論、大儲けの可能性はゼロではない。
ですが、過度な期待は禁物で、しばらく様子見するのが賢明といえそう。

では、株価は今後どうなるのか?
買い時を占いうえで欠かせない重要なポイントは何か?

JAL株は買うべきか?買い時を今後の見通しから考察していきます。

【考察1】2023年度の利益目標1,000億円は達成なるか

まず足元で見届けるべきは「2023年度の利益目標1,000億円は達成なるか」

【考察2】中長期的な成長を掲げるESG戦略の実現可能性

次に事業戦略の中でも特に重要な「中長期的な成長を掲げるESG戦略の実現可能性」

【考察3】株主還元策の内容と具体的な目標数値

そして投資家が最も気になる「株主還元策の内容と具体的な目標数値」

【Q&A】大儲けに期待するJAL株に関するよくある質問

最後に大儲けに期待するJAL株に関するよくある質問をまとめます。

【質問1】JAL100株はいくらで買える?

悩む男性2

「JAL100株はいくらで買える?」

【質問2】JALの株価のAI予想はいくらですか?

悩む男性2

「JALの株価のAI予想はいくらですか?」

【質問3】日本航空の株価が1円?保有は危ない?

悩む男性2

「日本航空の株価が1円?保有は危ない?」

【質問4】日本航空が上場廃止になると株はどうなる?

悩む男性2

「日本航空が上場廃止になると株はどうなる?」

まとめ:JAL株で大儲けできるかの結論と今後の株価を将来性から考察

JAL株で大儲けできるかの結論と今後の株価を将来性から考察してきました。

結論、大儲けの可能性はゼロではない。
ですが、過度な期待は禁物で、しばらく様子見するのが賢明といえそう。

そして、JAL株は買うべきか否か?占ううえで欠かせないポイントをまとめると、

JALの株価を占ううえで欠かせないポイント

  1. 2023年度の利益目標1,000億円は達成なるか
  2. 中長期的な成長を掲げるESG戦略の実現可能性
  3. 株主還元策の内容と具体的な目標数値