【暴落】任天堂の株価が異常?3つの下落理由と株を買うべきか業績と将来性から考察
悩む男性4

「任天堂の株価が異常?下落した理由と株を買うべきか判断材料を教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「任天堂株を買うべきか検討している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事で分かること

  • 任天堂の株価が下落した理由
  • 任天堂を同業他社と業績から比較検証
  • 任天堂株の買い時を今後の将来性から考察

なぜ、任天堂の株価は下落したのか?

そして、任天堂の将来性・配当実施はどうなるのか?
任天堂株の購入を検討している方や買い時を探っている方にとって、非常に気になる情報です。

気になる任天堂の異常な株価下落理由と今後の将来性について考察していきます。

先に結論をお伝えすると・・・

結論、任天堂の株価下落を起こした原因の一つが「ニンテンドースイッチの販売不振」

任天堂の売上の9割超を占めるのがゲーム専用機。
その中でも主力ゲーム機であるニンテンドースイッチが、販売不振ともなれば業績への影響も避けられない。

つまり、任天堂の異常な株価動向を追ううえで欠かせない要因が、ニンテンドースイッチの販売台数だということです。

今回の任天堂株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

任天堂に限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

任天堂の株価が異常?3つの下落理由

上図は、過去10年間における任天堂の株価推移を示したチャートです。

直近3年間の株価は、ボックス相場を形成中。
ですが、長期でみれば下値切り上げの上昇をしてきているのがわかります。

ただ、ポイントでみると、任天堂は異常な株価下落を起こした時期もあります。

異常な株価下落を起こしたポイントは、以下3つです。

  • 業績の発表
  • 主力製品の販売状況
  • 株主還元策の内容と実施状況

これらのポイントで、任天堂に何が起きたのか?
下落理由を理解することで、今後任天堂の株は買うべきか?の判断材料にもなります。

任天堂の株が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【理由1】業績予想の下方修正を発表したから

まず1つ目の株価下落理由が「業績予想の下方修正を発表したから」

業績が良ければ、市場からの注目は集まります。
注目が集まり、投資家が株を買えば、株価は上がります。

しかし、業績が芳しくなければ(買い材料がなければ)売りが先行するということ。

実際、任天堂は業績予想の下方修正を発表
従来予想していた営業利益を500,000百万円から480,000百万円に下方修正したという内容。

結果、今後の業績悪化が嫌気され、株価も下落。
下落率は、公表前の終値(5,624円)と比較して、5,146円(8.5%安)まで大幅に反落しました。

さらに、任天堂の業績推移でみても、株価が下落する理由がみえてきます。

今期業績予想(2024年3月期)と直近3年間の実績を推移で示すと、以下の通りとなります。
(※業績予想の数値は、2023年11月7日付けリリースの通期業績予想の修正数値を採用)

任天堂|業績推移 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 当期純利益(百万円)
2024年3月期(※) 1,580,000 500,000 420,000
2023年3月期 1,601,677 504,375 432,768
2022年3月期 1,695,344 592,760 477,691
2021年3月期 1,758,910 640,634 480,376

(出典:Nintendo「決算短信等」

ご覧の通りで、右肩下がりとなっています。
売上高だけでなく、営業利益・当期純利益もすべて減収減益を更新中。

特に気になるのが、今期の業績予想。
3年前(2021年3月期)と比較すると、営業利益予想は▲140,634百万円で22.0%もの減益となっています。

株価を決定付ける主因は、会社の業績です。
任天堂の株を買うべきか迷われている方は、今後も業績には注視する必要があります。

【理由2】主力製品の販売不振が嫌気されたから

次に2つ目の株価下落理由が「主力製品の販売不振が嫌気されたから」

任天堂の主力製品の一つである「ニンテンドースイッチ」
これら主力製品を含むゲーム専用機の売上高は、2023年3月期実績で「15,449億円」

連結売上高は16,016億円。
つまり、96.5%とほぼ全ての売上をゲーム専用機が占めていることになります。

主力製品の販売台数が、任天堂の業績に直結することは言うまでもありません。
言い換えると、主力製品の販売台数が不振、低迷すれば、業績にも悪影響を及ぼすということ。

実際、今期(2024年3月期)におけるニンテンドースイッチの販売台数は大幅減少。

過去の販売実績推移をみても減少が続いています。

任天堂|ニンテンドースイッチ販売推移 ハードウェア(台) ソフトウェア(本)
2024年3月期(計画) 1,500 18,000
2023年3月期(実績) 1,797 21,396
2022年3月期(実績) 2,306 23,507
2021年3月期(実績) 2,883 23,088

(出典:Nintendo「決算発表・IRイベント」

結果、販売不振が嫌気され、任天堂の株価は下落。
業績に与える主な要因が何か?理解することも、株の買い時を決める判断材料になります。

【理由3】配当予想の大幅な減配が売り材料となったから

そして3つ目の株価下落理由が「配当予想の大幅な減配が売り材料となったから」

任天堂の1株当たり配当金推移は以下の通り。
直近2期は減配が続き、今期も減配が予想されています。

任天堂の1株当たり配当金 中間配当 期末配当 年間配当
2024年3月期 80円 101円(予想) 181円
2023年3月期
(※分割調整後)
63円 123円 186円
2022年3月期
(※分割調整後)
62円 141円 203円
2021年3月期
(※分割調整後)
81円 141円 222円
2020年3月期
(※分割調整後)
27円 82円 109円
2019年3月期
(※分割調整後)
17円 64円 81円

(出典:Nintendo「決算ハイライト」

ただ、前回の配当予想(147円)からは34円増に修正されています。

とはいえ、実質減配は投資家心理でも嫌気される内容。
株の買い時の判断材料として、業績だけでなく、株主還元策の充実にも注意する必要があります。

今回の任天堂株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、不安の解消に「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

任天堂に限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

異常と感じる任天堂を同業他社と業績から比較検証

ここまで、任天堂のみにフォーカスし株価動向を解説してきました。

ただ1社のみの分析では結果に偏りが生じます。
同業他社と比較・分析することで、結果の確度はより高まります。

ここでは、異常と感じる任天堂を同業他社と業績から比較検証していきます。

ゲーム業界の銘柄比較

まず任天堂とゲーム業界の銘柄比較をまとめた表が以下の通り。

比較表(2023年3月期) 任天堂(7974) ソニーグループ(6758) スクウェア・エニックス(9684)
売上高 1兆6,718億円 13兆207億円 3,563億円
当期純利益 4,906億円 9,705億円 149億円
営業利益率 31.64% 9.28% 9.14%
自己資本比率 82.62% 22.24% 77.03%
ROE
(自己資本利益率)
20.15% 13.68% 4.71%
EPS
(1株当たり純利益)
421.39円 788.29円 124.37円
PER
(株価収益率)
19.45倍 16.47倍 47.29倍
PBR
(株価純資産倍率)
3.66倍 2.09倍 2.23倍
配当性向 50.1% 10.8% 30.6%
配当利回り 2.57% 0.65% 0.65%

※2024年3月末時点(数値はEDINETYahoo!ファイナンスから引用)

【比較1】営業利益率は引き続き30%超えの高利益体質

まず客観的にみても明らかなのは「営業利益率は引き続き30%超えの高利益体質」

任天堂の2024年3月期における営業利益率は「31.64%」(前期は31.49%)

直近3ヵ年の実績をみても、いずれも30%を超えており、高利益体質の経営であるのがわかります。

【比較2】ROEは20%前後と収益性に優れたビジネスモデル

次に競合比較でわかるのは「ROEは20%前後と収益性に優れたビジネスモデル」

任天堂の2024年3月期におけるROEは「20.15%」

直近3ヵ年の実績をみても、いずれも20%を超えており、収益性に優れたビジネスモデルだといえます。

【比較3】自己資本比率は80%近い強固な財務力と安定性

そして「自己資本比率は80%近い強固な財務力と安定性」

任天堂の自己資本比率は、80%前後。

同じくゲーム事業を手掛けるソニーの自己資本比率は、20%前後。

比較しても、任天堂の方が圧倒的に高い水準であることがわかります。

ただ、今回の任天堂株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

任天堂に限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

任天堂の株は買うべきか?買い時を今後の将来性から考察

ここまで、任天堂の株価動向について解説してきました。

任天堂の株価はなぜ安くなるのか?
株価が下落する理由は、以下3つの要因が挙げられます。

  • 業績
  • 販売台数
  • 株主還元策

ときに異常な株価急落も起こりえます。
では、任天堂の株は買うべきかどうか?

最も気になる、任天堂株の買い時を今後の将来性から考察していきます。

【考察1】ニンテンドースイッチの販売台数に注視

まず、考えるうえで外せないのは「ニンテンドースイッチの販売台数に注視」

ハードウェアが売れれば、ソフトウェアも売れる。
つまり、任天堂株で投資家が重視するのは、ハードウェアの売れ行き。

その中でも売上の大部分を占める、ニンテンドースイッチの販売台数に注視すべき。

【考察2】収益源の多様化で今後の成長拡大を狙う

さらに気になるのは「収益源の多様化で今後の成長拡大を狙う」

2023年4月に公開された「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」

マリオの映画化は、世界で大ヒット。
興行収入も13億ドル(約1,950億円)を超え、IPビジネスが軌道に乗っているといえます。

このように、任天堂は、ゲーム機の開発・販売だけでなく「IPビジネス」にも力を入れています。

実際、「任天堂IPに触れる人口の拡大」を今後の戦略として掲げるほど。

将来的な収益源の多様化と成長拡大には、非常に期待が寄せられます。

【考察3】財務・収益性・利益率ともに超優良企業

とはいえ、任天堂は「財務・収益性・利益率ともに超優良企業」

前述の比較でも示した通り、任天堂の業績は好調です。
営業利益率だけでなく、ROE、自己資本比率と、どれをとっても優良。

配当も修正されたため、株の長期保有も期待値が大きいといえます。

ただ、今回の任天堂株にしても、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

任天堂に限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

【Q&A】異常な株価下落を起こす任天堂に関するよくある質問

最後に異常な株価下落を起こす任天堂に関するよくある質問をまとめます。

【質問1】任天堂の株価はいつ株式分割された?

悩む男性2

「任天堂の株価はいつ株式分割された?」

【質問2】任天堂の株価のAIによる将来予想は?

悩む男性2

「任天堂の株価のAIによる将来予想は?」

【質問3】任天堂の株価はこれからどうなる?アナリストの予想は?

悩む男性2

「任天堂の株価はこれからどうなる?アナリストの予想は?」

まとめ:任天堂の株価が異常と感じる下落理由と株を買うべきか考察

任天堂の株価が異常と感じる下落理由と株を買うべきか考察してきました。

改めて、任天堂株の下落理由をまとめると、

任天堂株の下落理由

  1. 業績予想の下方修正を発表したから
  2. 主力製品の販売不振が嫌気されたから
  3. 配当予想の大幅な減配が売り材料となったから