「PayPayのポイント運用が増えない!なぜ?原因とポイントがマイナスになった時の対処法を教えてほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
本記事では「投資初心者で自分に合った資産運用を始めたい方」や「長期投資や分散投資の目的で新しい投資先を探している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- PayPayのポイント運用が増えない原因とその理由
- PayPayポイント運用でマイナスになった時の対処法
- 資産形成に役立つ長期投資や分散投資に最適な投資商品
PayPayユーザーなら一度は見たことがある「PayPayポイント運用」
ポイントが増えるなら始めてみたい!と感じた方も多いでしょう。
ですが、「PayPayのポイント運用が増えない」といった声が多く聞かれますが、なぜでしょうか?
今後PayPayのポイント運用を始める予定の方にとって、非常に気になる情報です。
気になるPayPayのポイント運用が増えない原因とマイナスになった時の対処法を詳しく解説していきます。
結論、PayPayのポイント運用が増えない原因は「ETFに連動しているため」
ETFの価格が上がれば、PayPayポイント運用のパフォーマンスも上がる。
ETFの価格が下がれば、PayPayポイント運用のパフォーマンスも下がる。
さらに、PayPayポイントの追加・交換で手数料(スプレッド)がかかる点も増えない原因になっています。
なんですが、PayPayポイント運用はあくまで投資の疑似体験をするサービス。
長期で本格的に資産運用を取り組むには、不向きな点が多いことも否定できません。
- 長期保有かつ複利効果で資産形成したい
- 投資でインカムゲイン(配当や分配金)も得たい
- キャピタルゲイン(売却益)は現金で受け取りたい
上記のようなお考えの方は、本格的に資産運用を長期で行うなら他の金融サービスも候補に入れるのが無難だといえます。
では、どの投資商品を選べばいいのか?
投資初心者にもおすすめの長期投資や分散投資に最適な投資商品があります。
今なら、利用者に対して特典やキャンペーンも受けられます。
PayPayポイント運用(旧PayPayボーナス運用)とは
PayPayのポイント運用が増えない原因を解説する前に。
まずはじめに、PayPayポイント運用とは何か?簡単にご紹介します。
「PayPayポイント運用」とは、投資を疑似的に体験できるサービスのこと。
証券口座の開設が不要で、PayPayユーザーであれば誰でもポイント運用を始められます。
(※ 2022年4月1日付けのリリースで「PayPayボーナス運用」が「PayPayポイント運用」へ名称変更)
ただ、貯まったPayPayポイントで疑似運用体験することが目的であるため、資産を築くことは非常に難しいです。
- 長期保有かつ複利効果で資産形成したい
- 投資でインカムゲイン(配当や分配金)も得たい
- キャピタルゲイン(売却益)は現金で受け取りたい
上記のように考えている方は、PayPayポイント運用ではなく、証券口座や銘柄が豊富に揃う金融サービスを選ぶのがおすすめです。
PayPayのポイント運用が増えない5つの原因
「PayPayのポイント運用を始めたけど、まったく増えない!」
このように感じたことはありませんか?
実は、PayPayのポイント運用が増えないのには原因があります。
PayPayポイント運用を始めている方だけでなく、今後資産運用に取り組みたい方にとっても、非常に気になる情報です。
なぜ、PayPayのポイント運用は増えないのか?
具体的なPayPayのポイント運用が増えない5つの原因について深堀解説していきます。
【原因1】各コースはETFに連動しているため
まず押さえておきたいのが「各コースはETFに連動しているため」
PayPayポイント運用の投資対象(コース)は、全部で5つあります。
具体的には以下内容の通りで、それぞれETFに連動した運用方法を採用しています。
コース比較 | 運用方法 | 投資対象(銘柄) |
---|---|---|
金(ゴールド)コース | 金でポイント運用 | SPDR Gold Trust(GLD) |
テクノロジーコース | 米国のIT企業を中心に運用 | INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ) |
スタンダードコース | アメリカを代表する500社を中心に運用 | SPDR S&P500 ETF(SPY) |
チャレンジコース | スタンダードコースの約3倍の値動き | Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares(SPXL) |
逆チャレンジコース | チャレンジコースの反対に約3倍の値動きを目指す | Direxion Daily S&P 500 Bear 3X Shares(SPXS) |
(出典: PayPayポイント運用「選べるコースは5つ」)
ETFとは、「Exchange Traded Fund」の略。
日本語では「上場投資信託」と呼ばれ、ETFは投資信託の一種になります。
PayPayポイント運用が採用するETFは、米国ETFです。
つまり、米国ETFの価格に連動して、PayPayポイント運用もポイントが増減するということ。
実際、スタンダードコースのETF(SPY)の価格をチャートでみると明らか。
上記の通り、価格は上下動しているのがわかります。
ETFの価格が上下動すれば、当然PayPayポイント運用のパフォーマンスも連動するため上下動します
従って、PayPayのポイント運用が増えない主たる原因の一つが、各コースはETFに連動しているためといえます。
【原因2】米国市況につられて下落しているため
次に2つ目の原因が「米国市況につられて下落しているため」
前述の通り、PayPayポイント運用は米国ETFに連動した運用方法を採用しています。
米国ETFの価格が上がれば、PayPayポイント運用のパフォーマンスも上がる。
米国ETFの価格が下がれば、PayPayポイント運用のパフォーマンスも下がる。
上記のような関係性が成立しているということ。
では米国ETFの値動きは、何で決まるのか?
様々な要因はあるものの、主には米国市況の良し悪しで決まります。
実際、米連邦準備理事会(FRB)の利上げによって、米国ETFは軒並み下落。
タカ派姿勢維持との報道を受けて、米国市況(米株式相場)は続落する展開が続いていました。
つまり、米国市況が悪化すれば、米国ETFの価格も下落基調は避けられないということ。
ですので、PayPayポイント運用が増えない原因は米国市況の悪化も要因として挙げられます。
【原因3】PayPayポイントしか運用できないため
3つ目の原因が「PayPayポイントしか運用できないため」
公式サイトのF&Aにも明記されていますが、PayPayポイント運用で利用できるのは、PayPayポイントのみです。
Q.PayPayマネーをポイント運用で利用することはできますか?A.PayPayマネーをポイント運用でご利用いただくことはできません。「ポイント運用」で利用できるのは、PayPayポイントのみとなっております。
なので、現金やその他のPayPay残高は利用できないということ。
非常に使い勝手が悪く、PayPayのポイント運用を増やすには非効率と言わざるを得ません。
なぜなら、資産を増やす手段が少なすぎるから。
手段が少ない、ということは、資産(ポイント)を増やす機会も少ないことを意味します。
実際、PayPayポイントを貯める方法は、Yahoo!ショッピングなどで「決済」しなければポイントが貯まりません。
例えば、PayPayポイントを貯める方法には、以下のような手段があります。
- 「Yahoo!ショッピング」で買い物
- 「PayPayクーポン」を使って買い物
- 「PayPayカード」を使ってサービス利用
これらの方法を駆使して、ポイントを貯め続けなければなりません。
いずれにしても、利用できるタネ銭がポイントのみは、増えない原因の一つとなります。
【原因4】インカムゲイン(配当・分配金)がないため
4つ目の原因が「インカムゲイン(配当・分配金)がないため」
資産運用において、鉄則は「長期・積立・分散」の3つです。
これらを駆使して資産を増やしますが、中でも長期で積み立てて複利効果を得ながら資産を増やすのが、王道中の王道です。
その複利効果に欠かせないのが、運用で得た利益。
つまり、インカムゲインとキャピタルゲインの2つの利益ということ。
PayPayポイント運用はキャピタルゲインを得られるものの、インカムゲインがありません。
なぜなら、有価証券を保有する金融サービスではない(株主ではない)から。
実際、公式サイトにも配当や分配金などは受け取れない旨の記載がされています。
Q.一般的な株主と同等の権利(配当、優待等)は受け取れますか?A.疑似的に運用を体験できるサービスですので、受け取れません。
権利がないということは、運用しても積み立てることはできないことを意味します。
資産運用の王道である「積立」が限定的だということ。
従って、PayPayのポイント運用が増えない原因は、複利効果を発揮できない点にあるといえます。
【原因5】PayPayポイントを追加すると手数料がかかるため
そして5つ目の原因が「PayPayポイントを追加すると手数料がかかるため」
2022年3月24日から、PayPayポイント運用の一部を有料化したことを発表。
内容は、100円以上のPayPayポイントを追加・交換する際に、1.0%の手数料がかかるというもの。
もし、100円追加したとしら1円の手数料がかかるということ。
10,000円のPayPayポイントを交換・追加してしまうと、100円も手数料がかかるということですね。
中には「1%は低い」と捉える方もいるでしょう。
しかし、ETFや投資信託、インデックス投資において1%のスプレッドはあり得ない手数料です。
実際、証券会社の手数料は0円の口座もあり。
人気のS&P500の信託報酬でも、0.09372%という非常に低い水準を維持しています。
つまり、これら高い手数料が、PayPayのポイント運用が増えない原因となっています。
PayPayポイント運用でマイナスになった時の対処法
ここまで、PayPayのポイント運用が増えない原因について触れてきました。
増えない原因があるのは事実。
では、どうすればポイント運用を増やすことができるのか?
言い換えれば、マイナスになった時に、どういった対処すればいいのか。
増えないどころか、マイナスになっては非常に困るのが本音。
ここでは、具体的なPayPayポイント運用でマイナスになった時の対処法をご紹介します。
【対処法1】下落したら買い増しする
まず1つ目の対処法として「下落したら買い増しする」
投資の基本は、安く買って高く売る。
株式相場において、下落局面はETFを安く仕入れられるチャンスでもあります。
実際、過去5年間におけるETFファンド騰落率のパフォーマンスをみても、上昇傾向にあるのがわかります。
つまり、相場の下落局面はETFにとっては買い場。
資産運用の鉄則「長期・積立・分散」で、積み立てる良いタイミングになるといえるでしょう。
【対処法2】損切りせずにホールドする
次に2つ目の対処法が「損切りせずにホールドする」
PayPayポイント運用は、米国ETFに連動しています。
米国ETFは前述でもご紹介の通り、運用歴をみてもパフォーマンスは上昇しています。
実際、銘柄の一つである「SPDR S&P500 ETF」の過去10年間の株価推移をみても、順調に上昇し続けているのがわかります。
さらにいえば、資産形成において長期運用は基本中の基本。
ホールドし続けることで、パフォーマンスは上昇し、資産も増える可能性は高いです。
ですので、PayPayポイント運用が増えないときこそ、損切りせずにホールドするのも一つの対策となりえます。
【対処法3】99円追加で手数料を抑える
3つ目の対処法は「99円追加で手数料を抑える」
PayPayポイントの追加・交換で手数料が発生します。
なんですが、100円未満の場合、追加・交換したとしても手数料はかかりません。
■交換(追加)するPayPayボーナスが100円未満の場合
現在と変わらず、選んだコースの参照資産の価格を基に、PayPayボーナスがそのまま運用ポイントに交換(追加)されます。
追加するたびに手数料がかかっては、増えるポイントも増えません。
ですので、99円を継続的に追加し続けることも、PayPayのポイント運用を増やす対処法となります。
【対処法4】自動追加の設定をオフにする
4つ目の対処法は「自動追加の設定をオフにする」
PayPayのポイント運用には「自動追加機能」が準備されています。
自動でPayPayポイントを追加してくれるため、手間なく運用できる便利な設定。
なんですが、設定したままだと、追加され続けてしまいます。
100円以上の追加だと手数料もかかるため、資産を増やす観点で考慮すれば、設定はオフにするのがおすすめです。
【対処法5】別コースへの変更を検討する
そして5つ目の対処法が「別コースへの変更を検討する」
PayPayポイント運用と連動するETFは以下の通り。
いずれも米国株式を代表する上場投資信託であり、パフォーマンスにも優れます。
- SPDR Gold Trust(GLD)
- INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ)
- SPDR S&P500 ETF(SPY)
- Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares(SPXL)
- Direxion Daily S&P 500 Bear 3X Shares(SPXS)
それぞれのETFにも特徴やパフォーマンスは異なります。
例えば、「SPDR S&P500 ETF」はアメリカを代表する企業500社で構成されるETF。
パフォーマンスにも優れ、価格も上昇基調ではあるものの、下落相場に直面するタイミングもあります。
その一方で、価格が上昇するETFもあります。
このように、ETFそれぞれの特徴を理解しながら、コース変更を検討するのも対処法の一つとなります。
【初心者もおすすめ】長期投資や分散投資に最適な投資商品
「PayPayのポイント運用が増えない原因はわかった。自分には向いてないかも。。長期的な視点で資産運用を始めるなら、どの投資商品から始めたらいい?」
本格的に資産運用を始めるなら、PayPayポイント運用は不向きです。
では、どの投資商品を選べばいいのか?
投資初心者にもおすすめの長期投資や分散投資に最適な投資商品があります。
それが「クラウドファンディング」
なぜ、クラウドファンディングは人気なのか。
ポートフォリオに組み入れるメリットは以下の通りです。
- 一口あたりの投資額が少額で分散しやすい
- 長引く低金利のなか5%前後の利回りを示すファンドも珍しくない
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ここでは、おすすめのクラウドファンディングを3つご紹介します。
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投資経験者の方も、ポートフォリオの見直しやリスク分散にお役立てください。
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【おすすめ1】クラウドバンク(Crowd Bank)
サービス名 | クラウドバンク(Crowd Bank) |
---|---|
運営会社名 | 日本クラウド証券株式会社 |
会社所在地 | 東京都港区六本木七丁目15番7号 新六本木ビル 6F |
サービス開始 | 2013年12月 |
累計応募金額 | 274,050,358,816円 |
実績平均利回り | 5.87% |
最低投資金額 | 1万円~ |
手数料 |
出金手数料:無料 振込手数料:無料(即時入金時) |
特典・キャンペーン |
楽天ポイントプレゼントキャンペーン ・新規口座開設で500ポイント ・ファンドへの初回投資完了で2,000ポイント ・マイペースへのアクセスで1日1ポイント ・外貨建てファンドへの一定額以上の投資で1,000ポイント ・外貨建てファンドへの2つ以上の投資で1,000ポイント |
公式サイト | https://crowdbank.jp |
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クラウドバンクの運営会社は「日本クラウド証券株式会社」
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サービス名 | オルタナバンク(Alterna Bank) |
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会社所在地 | 東京都港区赤坂2丁目17番46号 グローヴ4階 |
サービス開始 | 2016年 |
正常償還率 | 100% |
ファンド申込額 | 30,475,290,000円 |
税引前の利回り | 4~12% (※実績については公式サイト参照) |
最低投資金額 | 1万円~ |
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公式サイト | https://www.alternabank.jp |
(2024年4月時点)
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【Q&A】増えないPayPayポイント運用に関するよくある質問
最後に増えないPayPayポイント運用に関するよくある質問をまとめます。
【質問1】PayPayのポイント運用でおすすめの増やし方は?
「PayPayのポイント運用でおすすめの増やし方は?」
【質問2】PayPayのボーナス運用で100万は目指せる?
「PayPayのボーナス運用で100万は目指せる?」
【質問3】PayPayのポイント運用が増えたコツを教えて!
「PayPayのポイント運用が増えたコツを教えて!」
まとめ:PayPayのポイント運用が増えない原因と下落時の対処法
PayPayのポイント運用が増えない原因と下落時の対処法をまとめてきました。
改めて、PayPayのポイント運用が増えない原因をまとめると、
- 各コースはETFに連動しているため
- 米国市況につられて下落しているため
- PayPayポイントしか運用できないため
- インカムゲイン(配当・分配金)がないため
- PayPayポイントを追加すると手数料がかかるため