【秋田県】度重なる苦難を超えた舞鶴酒造~長期熟成純米酒「田从(たびと)」の挑戦

【秋田県】度重なる苦難を超えた舞鶴酒造~長期熟成純米酒「田从(たびと)」の挑戦
プロジェクトオーナー

純米酒田从醸造元 舞鶴酒造株式会社

地場産 フード

19%

  • 現在
  • ¥390,000
  • 目標金額
  • ¥2,000,000
  • 購入口数
  • 15口
  • 残り日数
  • 46日
このプロジェクトは、目標金額達成の有無に関わらずリターンをお申込みいただくとプロジェクト成立となります。

未成年者の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方にはお酒を販売いたしません。

このプロジェクトは「蔵元応援キャンペーン『こだわりの日本酒を見つけよう』」のキャンペーンプロジェクトです。




「琵琶湖清水(しず)の名湧水」と「かまくら雪中貯蔵」

 

舞鶴酒造のある秋田県横手市平鹿町浅舞地区は、横手盆地のほぼ中央に位置し、西に秀峰鳥海山、東に奥羽山脈をのぞむ高大な田園地帯の中心に位置する。地形は皆瀬川扇状台地の末端にあたり、その伏流水がこの付近で随所に湧水となっている。
 
江戸時代の紀行家、菅江真澄の著書「雪の出羽路」によると名湧水の地として水に関る産業が発達し酒屋十二軒、染屋十二軒と称されていた。
 
舞鶴酒造で使用する水はすべて「琵琶清水(しず)」という奥羽山脈融雪伏流水。その豊富な湧き水を仕込水として使用することで、爽やかで快い酸味、はりのある旨みを芯に据えたしっかりとした味わいの酒を醸している。
 
また横手盆地は県内随一の積雪量を誇り、酒造に最適な環境だ。舞鶴酒造ではこの豊富な雪の有効活用法として「かまくら雪中貯蔵」を数年前から導入し、酒質の向上・安定を図っています。酒の貯蔵は低温で温度変化のない状態が最適とされている。かまくらの中に搾りたての清酒を貯蔵し熟成させることで一層なめらかな味わいとなるのだ。
 

舞鶴酒造株式会社について

 
大正七年(1918)創業。平鹿郡浅舞町(現・横手市浅舞)に増田町の有志により設立。太平洋戦争中の企業整備のさなかにも存続会社として操業を継続。昭和五十年代には県内でもいちはやく特定名称酒である山廃純米酒・純米酒の醸造に取り組んだ。
 
創業当時に蔵元の傍の湧水地まで、毎朝、鶴が飛来してきたことから、社名を舞鶴酒造とし、銘柄を「朝乃舞」と名付けたという。現在は、純米酒「田从(たびと)」を主流に醸している。 
 
代表銘柄である「田从」の特徴は、山廃仕込み独特の快い酸味と力強い味わいだ。醸した純米酒は3~5年熟成させ出荷している。どのような温度帯でも楽しめ、特に燗にすると味わいがまし、さらに燗ざましになっても味わいが崩れず、より一層味わいが増す。
 

 

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舞鶴酒造の挑戦の歴史

 
今年創業100周年を迎えた舞鶴酒造。
太平洋戦争中の企業整備のさなかにも存続会社として操業を継続してきた。低迷する日本酒市場、生産量は1973年をピークに30年で半分ほどとなり、廃業の憂き目にあった造り酒屋も数多くあるなか、生き抜いてきた蔵元のひとつだ。
 
 
秋田県内で初の女性杜氏
 
舞鶴酒造は1918年に創業。当主工藤家は1193年に源頼朝が行った富士の巻狩りの際に、曽我祐成と曽我時致兄弟が父の仇を討ったとされる「曽我兄弟の仇討ち」の相手方、藤原摂関家の血を引く工藤祐経の末裔で、のちに増田町の古刹真宗大谷派東流山通覚寺住職となった一族。

現在、製造任者である工藤華子杜氏は秋田県で唯一の女性杜氏だが、彼女の祖父が親類から蔵を託され現在に至る。
 
蔵元の長女として生まれた工藤華子杜氏が秋田県内で初の女性杜氏になったのは2000年のこと。日本酒造杜氏組合連合会の統計によると、加盟18団体所属の杜氏694人のうち、女性はたったの16人。工藤杜氏は “男社会”の酒造りの世界でひたむきに努力を続けていった。

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生き残るためには良い酒をつくるしかない
 

純米酒は、米だけの酒。
アルコールを添加することのない、醸したままのお酒だ。

 
 
工藤氏が杜氏を務めるようになり、2002年から全量純米酒の蔵として改革がはじまった。60近くあった銘柄を純米酒と純米吟醸酒の2銘柄にし、品質を向上させるため、経営が苦しくなることを承知で生産量を10分の1に減らした。

 
田从の酒米は地元で美味しく安全な米作りを目指すエコファーマーグループが完熟醗酵堆肥と光合成微生物を利用し、丹精込めた特別栽培米を全量使用している。
 
純米酒は、使用する米の量が増えるため原価が高くなる。それだけでなく、純米酒の本来の価値を発揮するためには、2~3年間の熟成が必要となる。製造した年に出荷できず、大半を熟成させるため、すぐには売上にならない。
 
改革の当初は売上が大幅に減り、その経営方針に賛同できない蔵人たちは離れていった。それでも工藤杜氏は自分の信念を貫きお酒を造り続けていった。


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全量純米蔵を目指す会
 
「自分の蔵だけが助かろうとは思わない。日本酒の本当の良さ、文化を広めたい」と工藤杜氏は話す。
 
2007年6月-20蔵が集まり蔵で製造される日本酒すべてを、本来の日本酒である純米酒とすることを目指す「全量純米蔵を目指す会」が発足した。舞鶴酒造もその新たな挑戦に賛同した蔵のひとつだった。
 
日本の伝統であり代表的なお酒である日本酒とは、本来「純米酒」だけだった。米と米麹だけで醸すお酒が純米酒であり、かつてはそれが日本酒そのものであったのだ。現在、純米酒は世の中に出回る日本酒の2割にも満たない。
 
2018年には全量純米蔵を目指す会の活動を支えるため、純米酒ファンが出資する「全量純米蔵ファンド」がつくられた。舞鶴酒造も「全量純米蔵ファンド2009」に参加し、単独ファンドである「舞鶴田从ファンド2011」も誕生した。

 
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度重なる大雪の苦難を超えて
 
2008年の大雪で仕込蔵が崩壊、2010年には釜場、麹室、槽場が、そして2011年の東日本大震災では倉庫が崩壊した。
 
そんな度重なる苦難を乗り越え、秋田県や埼玉県にある蔵を借りながら日本酒を造り続けてきたが、2016年、2017年と立て続けに続く雪害で、大事なお酒が被害に遭ってしまった。

今、市場に出回っているものは運よく難を逃れた貴重なお酒なのだ。

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長期熟成純米酒の普及が日本酒を救う



―酒は純米、燗ならなお良し―
 

日本酒は温度を変えることによって味わいが変わる稀有の酒だ。
 
お燗で美味しく飲めるのがしっかりした造りの程よく熟成した純米酒である。
 
純米酒は、時間による熟成が加わることで、酒の味はさらに豊穣なものへと開花していく。熟成こそ酒本来の味わいを引き出すものなのだ。力強い酒だからこそ時の重さにへこたれずに味わいを深めてくれる。これが本当の意味での日本酒の豊かさなのです。

 
今回のクラウドファンディングでは創業100周年を記念して通常店頭には並ぶことのない山廃純米酒田从の長期熟成秘蔵酒を販売いたします。

 
【23年熟成】山廃純米酒田从 長期熟成酒 一升コース 50,000円/口
<限定50口>
平成6酒造年度仕込みの山廃純米吟醸酒。
蔵で一番古い山廃仕込みの純米吟醸酒で通常の販売はありません。
長期熟成により緑色がかった黄金色の若酒は琥珀色の熟成酒へと変わりました。

 
【7年熟成】山廃純米酒田从 熟成酒 一升コース 30,000円/口
平成22酒造年度仕込みの山廃純米酒。
通常販売前の山廃純米酒で山廃仕込み独特の酸味と力強く深い味わいの純米酒です。
 
 
【2年熟成】田从 純米酒 一升コース 10,000円/口
平成28酒造年度仕込みの純米酒。
冷から燗までどんな温度帯でも楽しめる純米酒です。
 

最後に


酒造りは、蔵の建物や自然環境、人の技、そして土地の文化・歴史など、何百年も引き継がれてきた大切なものを「守る」ことではないでしょうか。
 
「田从」の「从」の字は、中国語では前の人のあとに後の人がつきしたがう意味を表し、古代中国文字で人の集まりを表します。田んぼの米でつくった酒に人が集まる、という意味で先代が「田从」と名付けた。「酒米をつくる人」「お酒を造る人」「お酒を売る人」「お酒を味わう人」たちが「田从」に集まってくる。
 
酒造りは「お酒を造る人」だけのものではなく、「お酒を味わう人」が長期熟成純米酒を飲むことで、大切なものを「お酒を造る人」と共に守っていくことができるのではないでしょうか。
 
蔵の再建のためにも、皆さまの温かいご支援を心よりお待ちしております。


 

【注意事項】

※配送は日本国内のみとさせていただきます。
※未成年者に対しては、酒類の販売は致しません。申込みフォームにて年齢を確認致します。
※当社理由による不良品(破損等)につきましては、商品到着後7日以内のご連絡にて交換致します。
※お客様のご都合による返品・交換はご遠慮下さい。また、ご不在やご指定の住所不明など、お客様のご都合により、指定日に商品を受け取れなかった場合、再送や返金は対応致しかねます。
 


未成年者の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方にはお酒を販売いたしません。
このプロジェクトは舞鶴酒造株式会社とミュージックセキュリティーズ株式会社の共同プロジェクトです。
ミュージックセキュリティーズ株式会社は通信販売酒類小売免許を付与されています。


このプロジェクトは「蔵元応援キャンペーン『こだわりの日本酒を見つけよう』」のキャンペーンプロジェクトです。