地域毎に違う美しい柏崎の景色を『循環型農法』で守りたい!阿部酒造が挑む酒蔵流・地域活性化プロジェクト!

地域毎に違う美しい柏崎の景色を『循環型農法』で守りたい!阿部酒造が挑む酒蔵流・地域活性化プロジェクト!
プロジェクトオーナー

阿部酒造株式会社

地場産 フード 挑戦する人 地域活性化

30%

  • 現在
  • ¥609,000
  • 目標金額
  • ¥2,000,000
  • 購入口数
  • 38口
  • 残り日数
  • 46日
このプロジェクトは、目標金額達成の有無に関わらずリターンをお申込みいただくとプロジェクト成立となります。
未成年者の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方にはお酒を販売いたしません。

このプロジェクトは「蔵元応援キャンペーン『こだわりの日本酒を見つけよう』」のキャンペーンプロジェクトです。



 

このプロジェクトでやりたいこと


新潟県柏崎の美しい景色を守るため、柏崎内の集落をイメージしたお酒を、それぞれの集落でとれた酒米と、その集落に流れる水で作りたい!

このプロジェクトでは、僕たちの想いに賛同していただける方を募集します。

ご支援いただいた方には、阿部酒造が今年度初めて造る、クラウドファンディング限定販売「小清水の酒」生酒、クラウドファンディング先行販売「小清水の酒」火入酒、等のリターンをご用意しています。

 

※写真は「僕たちの酒 vol.2」です。

ラベルデザインもまだ決まっていない、初めて世に出るお酒ですが、僕たちの想いに共感してくれる方々にお届けしたいと思っています。

応援よろしくお願いいたします!

 

自己紹介

 

こんにちは。阿部酒造6代目蔵元杜氏の阿部裕太です。
2015年より蔵に戻り、父と共に酒造りを行っています。
 
今では酒造りが楽しくて仕方ない僕ですが、元々は蔵を継ぐ気が全くなく、当然のように、生まれ育った町 柏崎を出て、東京の一般大学に進学しました。
当時、柏崎に戻ることはもうないだろうなと本気で思っていました。


しかし学生時代、飲食店で飲んだ日本酒の味の幅に惹かれ、酒造りをできる環境があるなら造りたいと考えるようになりました。

日本酒の提供の仕方や飲まれ方など消費者側からの視点を徹底的に学んでから酒造りをすれば、違った個性が造れるかもしれない、と考えた僕はあえて、専門大学に通い直すこともなく、東京で就職をしました。 

そうして仕事をしていく中で僕は、地元である新潟県の営業担当になりました。
柏崎の町を車で回っていると、小さいころ当たり前だと感じていた風景を改めて目にして衝撃を受けました。

「柏崎にこんなにも美しい風景があったなんて。」
 

そして、この美しい風景が高齢化や過疎化、耕作放棄地の増加などにより年々失われているという現状を知った僕は、

「柏崎の風景を守りたい、そして酒蔵という仕事でそれを成し遂げたい」

と強く思うようになり、蔵を継ぐことを決めました。
 

スターシリーズです。
 
試行錯誤を重ね、あべシリーズ・スターシリーズなど、様々なお酒をリリースしてきました。

「阿部酒造の一本をきっかけに柏崎を知ってほしい。柏崎に来てほしい。」という思いを込めて、日々お酒を作っています。

 

外から戻ってきて気づいた柏崎の課題


酒造りを行う上で、「米どころ新潟」の蔵である以上、酒米は新潟県産にこだわりたい、という思いがありました。
しかし、柏崎には大きな課題がありました。
 
 
柏崎市は新潟県の中でも特に、今後人口減少が著しいと言われているエリアであり、農家の担い手不足が深刻な問題となっています。
農家の担い手がいなくなり耕作放棄地が増えると、里と山の区別がつかなくなり、里に害獣が降りてくるようになる。すると山沿いに住む人は都市へ流れ、さらに土地が荒れていく… 

このままでは、柏崎の美しい景観は失われていく、と危機感を感じました。

その上、昨今は食用米の需要減により減産も進んでいます。
食用米の需要は年々減ってきているので、食用米の農家さんも、今のうちに酒米や他の作物への転換を行わないと、将来的にはさらに耕作放棄地が増えてしまいます。

このような状況で、僕は酒蔵として地域を守ることができないのかと考えました。

 

酒造りでは米をたくさん使います。

酒造りでは、大量のお米を使用します。
その上、酒造りの過程で出た酒粕は、実は栄養満点であり、田んぼに肥料として還元することができるのです。

農家の皆さんがお米を作り、そのお米で僕が地域の酒を作る。

その過程で出た酒粕を肥料として柏崎の地に還元することで、循環型の柏崎を目指す。

その実現によって、昔ながらの美しい風景が守られる、と気づきました。


しかし、食用米がブランド化されていて高価格化が進んでいる新潟県では、酒米の値段よりも食用米の値段の方が高いという現状があり、
食用米から酒米に切り替えたり、酒米を新たに作ってくれる農家さんは中々見つかりませんでした。
 

志を共にする農家との出会い

  
根気よく探した結果、志を共にする農家さんと出会うことができました。
その一人が、柏崎の一集落「小清水(こしみず)」で農業を営む、矢島さんです。
 

矢島さんは東京出身ですが、祖父の家のある限界集落の「小清水」地域に移住してきました。
夏は米作りを行い、冬は阿部酒造の蔵人として働いてくれています。

矢島さんは、「100年続く集落造り」を目指し、小清水地域がもっと愛される地域になるよう、小清水にカフェをOPENしました。
そのカフェは限界集落の奥地に位置するにもかかわらず、多くの人々で賑わう場所となっています。

 
木の温かみを感じられる、ゆったりした空間です。

僕と矢島さんの想いは、「柏崎を盛り上げたい」という点で完全に一致していました。

「小清水の酒米、水を使って、小清水の歴史、伝統、人々の想いを日本酒の味で繊細に表現してみてはどうだろうか。」と考えた僕たちは、今年試験的に小清水で米作りを行うことになりました。


 

お米の実る時期の柏崎はより一層美しいです。

我々の行おうとしていることは昔では当たり前のことでした。
 
夏は田んぼで米をつくり、冬は酒蔵で働く。
 
蔵で働く農家の方は自然と酒米を作る流れがありました。
 
酒米の循環によって、町の風景も守られ、人の仕事も生まれる。
 
現代社会の中で地方都市として取り残されつつある柏崎を、
昔ながらの酒蔵流の取り組みによって盛り上げることができるのではないか、
という僕たちの取り組みの第一歩が今年始まったのです。

 

このプロジェクトで成し遂げたいこと

 

蔵人の皆さんと。


新潟県柏崎の美しい景色を守るため、柏崎内の集落をイメージしたお酒を、それぞれの集落でとれた酒米と、その集落を流れる水で作りたい、と考えています。

第一弾として、小清水の酒を造りました。

阿部酒造が位置する安田(やすだ)
スターシリーズの田んぼがある田屋(たや)
海の地域の上輪新田(あげわしんでん)
全方位山に囲われた谷根(たんね)など、

柏崎には、それぞれ違った表情を見せる様々な集落が存在します。
小清水の酒に続いて他の集落のお酒も造り、皆さんにお届けしたい、というのが僕らの挑戦したいことです。

 
皆さまからの支援金は、小清水地域をはじめとした山間部や耕作放棄地となっている土地で稲作がしやすいような環境作り、
そして小清水の酒に続いて、柏崎内の各集落をイメージしたお酒を作るための少量多品種生産ラインの拡充に充てさせていただきます。
 
 

皆さんに柏崎をもっと知ってほしい。

僕たちの想いに賛同してくださる人を一人ずつ増やしたい。

そして、田舎らしく素晴らしい景色がある柏崎を見に来てくれる人々を増やしたい。


それが、僕たちが最終的に成し遂げたいことです。
 

僕たちがその目標への第一歩として作った「小清水」の酒が、柏崎の美しい景色を皆さんに伝えるきっかけの一本となったら嬉しいです。

是非ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

リターンについて


小清水の酒について

今回リターンとなっている「小清水の酒」は、小清水地域の水を利用し、小清水産のお米を100%使用しています。
小清水地域を表現した味にするために、こだわったポイントを少しご紹介します。

 
●生酛造り
 

「小清水の酒」は生酛造りという方法で造っています。
 生酛造りとは、簡単に言えば自然の力を利用した昔ながらの酵母培養方法です。
 

生酛の場合、衛生管理が大事なポイントです。
 
昨今の酒造りでは、醸造用に作られた乳酸を使用し、液体を酸性にすることで衛生度を保ち安全に酵母を増殖させます。
これが「速醸酛」という方法で、通常10−14日間で完成します。
 
このお酒の「生酛」という方法は、麹や蔵に存在する乳酸菌から乳酸発酵を用いて乳酸を自分たちで生み出し、酒母工程で用いるという昔ながらの手間暇がかかった増殖方法です。
25−30日間という長い時間をかけて酵母を培養します。
 
速醸酛に比べ、生酛の味わいは複雑味が増します。

そのような工程をあえて選んだのは「酒の味を複雑にしたかったから」でした。

そう考えたのは農家の矢島さんより、このような相談を受けたのがきっかけでした。
 
「小清水の米作りは平地でもなく、田んぼの形がいいわけでもないし手間暇がとてもかかる。
だから『小清水の酒』では、そういった大変さ、辛さを味わいで表現できないか」

 

その結果、「わかりやすく美味しいお酒」というよりは、お米の味、旨味、深み、酸味などいろんな味を感じることができるお酒を造りたいと考えました。

そのイメージのお酒は、「生酛」造りで行うことによって近づけることができるのではと考え、生酛造りを選択しました。
 

●コイン精米
 
また、精米の方法もこだわりました。
 
通常の酒造りでは、食べるときに旨味になる部分を削いで仕込みを行います。
これは、食べるときに旨味と感じる部分が、酒造りでは雑味の原因となってしまうためです。
 
そのため多くの蔵では酒造りを行う際は、お米を磨き製造を行います。
 

しかし、小清水の米はまだ作り始めたばかり。
 
磨いてしまうと酒造りが出来ないほど少ない量しかないため、街にあるコイン精米機を活用して精米を行いました。
コイン精米では92%(8%を削ぎ落とす)くらいの磨きです。
 

磨かない分、大変なこともたくさんあります。
 
まず、雑味が出やすくかなりの低温で発酵が必要になります。低温での発酵は管理に手間がかかります。
また、油分が多くなるので、清掃が通常の清酒製造の掃除に比べ2−3倍時間がかかってしまいます。
磨かないお米は溶けないので、通常通り磨いたお米を使って酒を醸す時の1/3程の量しか酒を取ることができません。
よってほとんどが酒粕になります。
 
お米を磨かないことによる苦労も、味わいの深みとなっているはずです。
 


酒造好適米ではなく「こしいぶき」  

矢島さんは、初年度の米作りをする上で「できたお米を娘に食べてほしい」という想いがありました。
それは、小さい頃に食べたお米を、将来はお酒として楽しんでほしい、ずっと柏崎のものを愛して育ってほしいと考えたからです。
 
その想いを汲んで、今回は酒造りに向いた“酒造好適米”でなく、食べるお米「こしいぶき」での酒造りを行います。

 
 
つまり、家庭で食べているお米と同じ条件、しかも磨きも食用米と同じ条件での製造となります。
 
純米大吟醸が人気であるように、お米を磨くこと=高価な貴重なお酒のイメージが多いですが、
磨かないお米の場合は、磨かないことによる作業がとても多くあり、あくまで当社比ですが、純米大吟醸の仕込みの数倍大変な酒造りです。

 

特設ページ・看板へのお名前掲載について

僕たちは柏崎の未来を守るプロジェクトを、息の長い活動にしていきたいと考えています。

このクラウドファンディングを機に僕たちの活動を知って下さった方々にも、僕たちからリターンをお返ししたあとも、心のどこかにとどめておいていただけたらいいなと思っています。

そこで、僕たちの想いに賛同し、応援してくださる方がいらっしゃるということを形に残すため、感謝の想いをこめて、自社HPの中に特設ページを作り皆さんのお名前を掲載します。

また、来年度以降田んぼに看板を設置し、そこにも支援してくださった方のお名前を記載したいと思っています。


支援してくださった方がいつでもどこにいても、柏崎の小さな蔵・阿部酒造を応援した気持ちや、柏崎の田んぼを守ったのだという気持ちを思い起こせるように。

そして、いつか皆さんが、小清水の田んぼに立つ看板を見るため、柏崎の美しい景色を見るため、柏崎に遊びに来て下さることを願って、このリターンを設けさせていただきました。


 

阿部酒造について

創業:1804年
年間製造数量(1800ml換算):14,000本/年
所在地:〒945-1352 新潟県柏崎市安田3475−1
HP:http://www.abeshuzo.com

 

未成年者の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方にはお酒を販売いたしません。

未成年者の飲酒防止等に関する取組等
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2017/pdf/011.pdf

このプロジェクトは「蔵元応援キャンペーン『こだわりの日本酒を見つけよう』」のキャンペーンプロジェクトです。