【暴落】トヨタの株価がおかしい？急落の理由と業績の見通しから今後の買い時を考察

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「トヨタ株の将来性が気になっている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

なぜ、トヨタの株価がおかしいのか？
そして、他にもおかしな挙動を示す銘柄はあったのか？

トヨタ株の急落理由と業績の見通しから今後の買い時を考察していきます。

トヨタの株価がおかしい？急落の理由

上図はトヨタの株価チャートです。
見ての通り、明らかにおかしな急落（2023年5月23日）を起こしています。

急落日の下落幅はどれくらいか？
調べてみると、1日で93円安（前日比4.8％安）となり、約1年ぶりの下落率となりました。

（出典：Yahoo!ファイナンス「トヨタ自動車(株)」）

ただ、翌日には株価が急反発し、23日の急落分を取り戻す結果となりました。

ではトヨタの株価が急落した理由は何なのか？
結論からいうと、株価急落の理由は不明です。

不明とする理由は以下の通り。

自動売買のアルゴリズム誤作動という憶測もあります。
しかし、いずれも理由はわかっておらず、当事者であるトヨタからの発表もありません。

ですので、本株価急落の理由は不明。
今回の騒動でトヨタの時価総額は、1日で1.5兆円も吹っ飛んだことになります。
（急落幅は前日比93円安、トヨタの発行済株式数は約163億株なので、時価総額は1.5兆円）

ちなみに、「誤発注の開示のあり方」は以下の通りとなっています。

約定締結処理の一時中断を行った場合や上場株式数の 5％を超える誤発注が行われた場合で、誤発注により約定した売買高が当該銘柄の上場株式数の 5％を超えるとき又は当該誤発注により約定した価格が直前の約定価格の上下 7％を超えて変動したときは、証券取引所から当該事実について遅滞なく投資家等に対して公表されること。

出典: 日本証券業協会「誤発注の再発防止及び発生時における対応について」

過去トヨタの株価がおかしいほど暴落した原因

2023年5月23日に起きた急落の理由は不明。
ではそれ以外の過去トヨタの株価がおかしいほど暴落した原因は何か？

下図は、トヨタの過去10年間における株価推移を示したグラフです。

直近では2020年2月～3月にかけて暴落しています。
そして、2016年と2015年にも短い期間で暴落が起きているのがわかりますね。

上記のタイミングで、トヨタでは何が起きたのか？
時期を追って、株価がおかしいほど暴落した原因を詳しく解説していきます。

【原因１】急速な円高進行が嫌気されたため

直近の値動きで大きいのが「急速な円高進行が嫌気されたため」

トヨタをはじめとする輸出株は、為替の影響を大きく受けます。
特に円高に傾けば、海外事業の収益にも多大なインパクトを与えかねません。

実際、2020年に入って急速に円高が進行。
2019年末には1ドル＝109円台前半だった為替レートも、2020年には107円台前半まで進みました。

円高に傾くことで、輸出採算への悪化が懸念されます。
さらに、2020年代は米国景気減速への警戒感もあって、売り圧力が強まる相場展開となりました。

結果、トヨタの株価は2020年3月13日に安値（1,154.2円）を更新。
2020年始値（1,519.8円）に比べて、366円（24.1％安）も急落したことになります。

つまり、トヨタの株価が急落した原因の一つは為替の影響。
ポートフォリオに輸出株を組み入れる場合は、これら為替の動向にも注視する必要があります。

【原因２】複数の経済不安で悪材料が重なったため

さらに「複数の経済不安で悪材料が重なったため」

上海株安、米株安、原油安、欧州銀行不安など。
2016年は、1月から複数の経済不安で悪材料が重なる相場展開となりました。

結果、リスクを警戒した海外投資家の日本株売りが増加。
2016年2月半ばには、日経平均が15,000円を割れ、急激な株価下落を招く結果となりました。

日経平均の構成銘柄となっているトヨタの株価にも影響は甚大です。

2016年につけたトヨタ株の始値は「1,480.0円」
経済不安が緊迫化した2月半ばの安値は「1,142円」まで下落。

つまり、わずか2ヶ月の間に、338円（22.8％安）も株価は急落したということ。

時価総額にして5.5兆円が吹っ飛んだことになります。
自動車株は為替感応度が高いため、世界経済の動向にも目を向ける必要があります。

【原因３】中国経済の先行き懸念で上海株式相場が急落したため

そして「中国経済の先行き懸念で上海株式相場が急落したため」

2015年には中国経済が急速かつ極端に悪化。
主因は日本総研によると、不動産開発投資と製造業の固定資産投資のスローダウンによるもの。

中国経済の悪化が懸念され、株価が急落。
追加での株価対策も見込めないことから、上海株式市場が急落。

下図の通り、2015年8月末にかけて上海総合指数は急落しているのがわかります。

出典: Bloomberg「上海総合指数の推移」

止まらない中国株安は、TOPIXにも影響を与える結果に。
自動車株は大きく売られ、特にトヨタは年初来安値（1,330.0円）を更新する相場となりました。

トヨタ以外にも株価がおかしい急落した銘柄はある？

トヨタと同じようにおかしいと感じるほど急落した銘柄はあるのでしょうか？

気になったので調べてみました。
急落の理由についてもあわせてご紹介していきます。

【急落銘柄１】ソシオネクスト（6526）

まず１つ目の銘柄が「ソシオネクスト（6526）」

（出典：Yahoo!ファイナンス「(株)ソシオネクスト」）

上表の通り、2023年6月21日に上場来高値（28,330円）を更新。
しかし、7月6日には急反落し、ストップ安も招いて1日だけで23％下落。

その後も下落の勢いは収まる気配なし。
結果的に、わずか1ヶ月の間に14,240円（7月21日）まで急落。

この間に起きた下落幅は「14,090円（49.7％安）」
株価の約半値が一瞬にして吹っ飛んだことになります。

では一体、ソシオネクストの株価に何があったのか？

急落の原因は、大株主が一斉に売出を発表したこと。
上場後1年も経たずにソシオネクストの上位大株主が、一斉に株式を売り抜けたことが株価急落の要因となっています。

一斉に株式を売り出す行為は、市場からみればネガティブです。
なぜなら、事業の将来性への懸念や株価の割高感を発信しているようなものだから。

実際、ソシオネクストの株価は上場1年足らずで5倍に急騰していました。

株の売却益が目的なら、これ以上にないタイミング。
一斉に大株主が売り抜けて、結果的に株価急落を起こしたというわけです。

【急落銘柄２】ブランジスタ（6176）

次に２つ目の銘柄が「ブランジスタ（6176）」

（出典：Yahoo!ファイナンス「(株)ブランジスタ」）

2016年5月16日に上場来高値（15,850円）を更新。
まさに「昇竜拳」の如く、株価はわずか1ヶ月の間に上昇し続けました。

しかし、昇竜拳も長くは持ちませんでした。
その後は滑り台から滑り落ちるかのように、株価も急落。

蓋を開けてみれば、株価が上昇し始めた4,000円台まで下落。
上場来高値を更新した2016年の終値（12月30日）はわずか「2,141円」

1年のうちに、13,709円（86.5％安）の急落を経験したことになります。

では一体、ブランジスタの株価に何があったのか？
原因を端的にいうと、思惑が先行して、実態との乖離が広がり下落したこと。

その思惑とは、ブランジスタが発表した「神の手」というゲーム。
プレスリリースの内容がこちらで、本内容を受けて、株価は反応し急騰。

【急落銘柄３】フューチャーベンチャーキャピタル（8462）

そして３つ目の銘柄が「フューチャーベンチャーキャピタル（8462）」

（出典：Yahoo!ファイナンス「(株)ソシオネクスト」）

2016年1月12日に上場来高値（3,635円）を更新。
投資家も歓喜に湧くも、声援は一瞬にして悲鳴へと変わります。

上場来高値を更新した株価も、順調に急落。
4月18日には安値（1,277円）を更新し、2016年の間に上場来高値と安値を経験する相場展開となりました。

1年の間における下落幅は、2,358円（64.9％安）。
では一体、フューチャーベンチャーキャピタルの株価に何があったのか？

株価急落の原因は、上場延期。
失望売りが重なって、6割超えの株安を招きました。

今後のトヨタ株はどうなる？買い時を将来性から考察

今後のトヨタ株はどうなる？買い時を将来性から考察していきます。

【考察１】2023年5月23日に付けた株価の急落理由は不明

「2023年5月23日に付けた株価の急落理由は不明」

【考察２】株価が下落する原因の多くは「円高進行による嫌気」

「株価が下落する原因の多くは「円高進行による嫌気」」

出典: MUFG「外国為替相場チャート表（米ドル/円）」

ドル高・円安に進行すれば、トヨタの株価も上昇。
ドル安・円高に進行すれば、トヨタの株価も下落。

輸出株は為替の影響を大きく受けるため、株価下落の要因も円高進行による嫌気が大きい。

【考察３】トヨタの業績見通しから引き続き将来性は明るい

「トヨタの業績見通しから引き続き将来性は明るい」

トヨタなど株価急落に備えた分散投資でおすすめ投資先

株式のみに投資するのは、リスクが高まります。
トヨタに限らず、株式だけに投資していると、多かれ少なかれ損失を被る可能性があります。

そのため、リスクを最小限に抑える意味でも「分散投資」という考え方は非常に重要です。

ではどこに分散投資すればいいのか？
トヨタなど株価急落に備えた分散投資でおすすめ投資先があります。

それが「クラウドファンディング」

なぜ、クラウドファンディングは人気なのか。
ポートフォリオに組み入れるメリットは以下の通りです。

ここでは、おすすめのクラウドファンディングを３つご紹介します。

ご紹介する３つのクラウドファンディングはすべて、新規無料口座開設or初回投資で特典が受け取れるクラウドファンディングサービスです。

ポートフォリオの見直しや株価急落に備えたリスク分散にお役立てください。

【おすすめ１】ファンズ（Funds）

サービス名	ファンズ（Funds）
運営会社名	ファンズ株式会社
会社所在地	東京都渋谷区恵比寿西1-10-11 フジワラビルディング5階
サービス開始	2019年1月23日
正常償還率	100％
累計ファンド募集金額	48,379,100,000円
平均予定利回り	2.10％
最低投資金額	1円～
手数料	出金手数料：無料 振込手数料：各金融機関による（投資家負担）
特典・キャンペーン	最大100,000円分のAmazonギフトカードをプレゼント
公式サイト	https://funds.jp

（2023年10月時点）

「始めやすさ」を重視するなら『ファンズ』がおすすめです。

平均利回りは他サービスと比較して、それほど高くはありません。
しかし、最低投資金額は1円から、上場企業の利用も多く、無理なく運用が可能です。

また、ファンズには「Funds優待」と呼ばれる株主優待に代わる投資特典が提供されています。

利回りだけでなく優待も受けたい方。
少額で、コツコツ資産を増やしたい方に適したサービスとなっています。

（※1）2021年4月末現在 「貸付型クラウドファンディング業界における上場企業利用率」ファンズ調べ

【おすすめ２】クラウドバンク（Crowd Bank）

サービス名	クラウドバンク（Crowd Bank）
運営会社名	日本クラウド証券株式会社
会社所在地	東京都港区六本木七丁目15番7号 新六本木ビル 6F
サービス開始	2013年12月
正常償還率	100％
累計応募金額	250,901,997,074円
実績平均利回り	5.87％
最低投資金額	1万円～
手数料	出金手数料：無料 振込手数料：無料（即時入金時）
特典・キャンペーン	楽天ポイントプレゼントキャンペーン ・新規口座開設で500ポイント ・ファンドへの初回投資完了で2,000ポイント ・マイペースへのアクセスで1日1ポイント ・外貨建てファンドへの一定額以上の投資で1,000ポイント ・外貨建てファンドへの2つ以上の投資で1,000ポイント
公式サイト	https://crowdbank.jp

（2023年10月時点）

圧倒的な実績と利回りを重視するなら『クラウドバンク』がおすすめです。

クラウドバンクの運営会社は「日本クラウド証券株式会社」
その名の通り、証券会社が運営しているため、金融商品取引法によって求められる基準をクリアしながらサービス運営を行っています。

実は、ソーシャルレンディングサービスを提供する事業者のうち、証券会社が運営するのはクラウドバンクともう数社。
ですが、その中でも実績（応募金額・ファンド数）が豊富で、運用歴が10年近くサービス提供しているのは、クラウドバンクのみ。

実際におすすめするサービスのうち、実績比較すると以下の通り。

（2023年10月時点）

これまでの累計応募金額は約2,510億円。
ファンズと比較して、5倍以上の実績があり、他社を大きく引き離す規模となっています。

ただ、運営にあたってのデメリットももちろんあります。
他サービスと同様、途中解約はできないため、余裕資金で資産運用を行うことが重要です。

クラウドバンクは、圧倒的な実績で、クラウドファンディングに投資してみたい方に適したサービスです。

【おすすめ３】オルタナバンク（Alterna Bank）

サービス名	オルタナバンク（Alterna Bank）
運営会社名	SAMURAI証券株式会社
会社所在地	東京都港区赤坂2丁目17番46号 グローヴ4階
サービス開始	2016年
正常償還率	100％
ファンド申込額	20,585,550,000円
税引前の利回り	4～12％ （※実績については公式サイト参照）
最低投資金額	1万円～
手数料	出金手数料：無料 振込手数料：各金融機関による（投資家負担）
特典・キャンペーン	初回投資10万円以上で最大30,000円プレゼント
公式サイト	https://www.alternabank.jp

（2023年10月時点）

利回りの高さだけでなく、柔軟性の観点でも注目されるのが『オルタナバンク』

オルタナバンクは短期運用のファンドも多い。
さらに、保証付き案件もあり、リスクを抑えて投資することもできます。
（※すべての案件で保証付きとは限らないため、必ず事前確認必須）

今なら、最大30,000円をプレゼントするキャンペーンも実施中です。

最低投資金額も1万円からですので、柔軟に資産運用したい方に最適なサービスです。

【Q＆A】おかしな株価急落を起こしたトヨタに関するよくある質問

最後におかしな株価急落を起こしたトヨタに関するよくある質問をまとめます。

【質問１】トヨタの株価の10年後はどうなる？

【質問２】トヨタの株価がなぜ2000円台なのか？

【質問３】トヨタの株価はいつ株式分割した？

まとめ：トヨタの株価がおかしい急落理由と今後の買い時を考察

トヨタの株価がおかしい急落理由と今後の買い時を考察してきました。

結論、トヨタの株価がおかしい感じる急落理由は不明。
市場関係者も明確な原因は、突き止められておらず、トヨタからの発表もない状況です。

過去トヨタの株価がおかしいほど暴落した原因をまとめると、

株式のみに投資するのは、リスクが高まります。
トヨタに限らず、株式だけに投資していると、多かれ少なかれ損失を被る可能性があります。

そのため、リスクを最小限に抑える意味でも「分散投資」という考え方は非常に重要です。

ではどこに分散投資すればいいのか？
株価急落に備えた分散投資でおすすめ投資先は「クラウドファンディング」

おすすめのクラウドファンディングを３つご紹介します。
ご紹介する３つのサービスはすべて、新規無料口座開設or初回投資で特典が受け取れるクラウドファンディングサービスです。

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