エヌビディア(NVIDIA)の株価が急騰した3つの理由とは?どこまで上がるか今後の買い時も考察
悩む男性2

「エヌビディアの株価が急騰した理由は?どこまで上がるか買い時も教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「エヌビディア株を買うか迷っている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事で分かること

  • エヌビディアの株価が急騰した理由
  • エヌビディアを同業他社と業績から比較検証
  • エヌビディア株の買い時を今後の将来性から考察

なぜ、エヌビディアの株価は急騰したのか?

そして、エヌビディアの今後の将来性はどうなるのか?
エヌビディア株の購入を検討している方や買い時を探っている方にとって、非常に気になる情報です。

気になるエヌビディアの株価急騰理由とどこまで上がるか今後の将来性について考察していきます。

先に結論をお伝えすると・・・

結論、エヌビディアの株価急騰の最たる要因は「生成AIブームの到来」

生成AI開発に欠かせない半導体チップを手掛ける同社。
市場シェアに占める割合が高く、引く手あまたな状態は、業績にも表れています。

実際、ここ数年の間に米GAFAMに並んで、エヌビディアの時価総額は1兆ドルの大台を突破。

今後も株価上昇期待は大きい。
ですが、株価の下落はいつ起こるか誰にも予測できません。

さらに今では、物価ばかり上がって、でも給料は上がらない。
そんな先の見えない時代だからこそ、「将来への備え」は重要です。

ではどうすれば、株式投資によるリスクを抑えられるようになるのか?

エヌビディアに限らず、株価下落に備えておくべき「考え方」と「具体策」があります

エヌビディア(NVIDIA)とは

エヌビディアの株価急騰理由を解説する前に。
はじめに、エヌビディア(NVIDIA)とはどんな会社か?簡単に説明します。

会社名 エヌビディア(NVIDIA Corporation)
本社所在地 2788 San Tomas Expressway Santa Clara, CA 95051 USA
設立 1993年4月
従業員数 26,196人
市場情報 NASDAQ National Market System(NVDA

NVIDIA(エヌビディア)は、アメリカ合衆国に本社を置くテクノロジー企業で、主にグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)の設計および製造で知られています。この会社は1993年に設立され、コンピュータグラフィックスの分野で革命を起こしました。

エヌビディアのGPUはもともとビデオゲームのための高性能なグラフィックスを生成することに特化していましたが、時間が経つにつれて、その応用範囲は大幅に広がりました。現在では、自動運転車、人工知能(AI)、ディープラーニング、仮想現実(VR)など、多岐にわたる最先端技術の分野でエヌビディアの製品が利用されています。

エヌビディアは「GeForce」というブランド名で一般消費者向けのGPUを提供しており、ゲーマーやクリエイターから高い評価を受けています。また、プロフェッショナルやデータセンター向けには「Quadro」や「Tesla GPUs」といった製品ラインを展開しています。

AIやディープラーニングの分野では、エヌビディアのGPUが高い計算能力を活かして、複雑な演算処理を高速に行うことができるため、研究開発やビジネスアプリケーションで広く使用されています。

総じて、エヌビディアはGPU技術の先駆者として、またAI時代を牽引する重要な企業の一つとして、その地位を確立しています。

エヌビディアの株価が急騰した3つの理由

上図は、過去10年間におけるエヌビディアの株価推移を示したチャートです。

長らく低空飛行が続いていた株価も、2020年代に入って急騰。

2021年に一時は急落するものの、その後反発。
高値を抜けて、上場来高値を更新し、足元の株価は再び急騰しているのがわかります。

なぜこれほどまでに、エヌビディアの株価は急騰しているのか?

結論を先にお伝えすると、エヌビディアがAI業界で優位なポジションにいるから、です。

具体的なエヌビディアの株価が急騰した3つの理由について深堀解説していきます。

【理由1】生成AIブームが追い風になったから

まず1つ目の理由が「生成AIブームが追い風になったから」

時代は「生成AI(ジェネレーティブAI)ブーム」
2022年11月30日に米OpenAIからリリースされた、人工知能チャットサービス「ChatGPT」がまさにブームの火付け役。

日経によると、ChatGPT公開からわずか1年で、生成AIの関連市場は7兆円近くまで急拡大したとのこと。

まさに時代のトレンドといえる生成AI。
そんな生成AI開発に欠かせないのが、「GPU」と呼ばれる半導体チップです。

そして、この機械学習に使用できるGPUの市場シェアを握るのが、エヌビディア。

Omdiaによると、GPUのシェアはエヌビディアが80.6%を占めるとされています。

今後もAIブームが続けば、エヌビディアの優位性が高まることは言うまでもありません。
実際、米ビッグテックのアマゾン、グーグル、メタ、マイクロソフトはエヌビディア製のGPUを採用。

さらに、GPUの市場規模も拡大期待が大きいです。
2023年の418.2億米ドルから2028年には1,720.8億米ドルに、年平均成長率は32.7%になると予測されています。

つまり、エヌビディアの株価急騰の最たる理由は生成AIブームの到来。
エヌビディアがAI業界において、優位なポジションにいることこそ、最大の要因といえるでしょう。

【理由2】AIチップの需要が急増しているから

次に2つ目の理由が「AIチップの需要が急増しているから」

AIチップとは、AIでの機械学習などに必要な膨大な演算処理を可能にする半導体チップのこと。

GPUも生成AI開発に使われる半導体チップです。
なんですが、性能や消費電力の観点からAI開発にはデメリットもあったのは事実。

これらのニーズを解消する半導体チップとして、現在需要が急増しているのが「AIチップ」

実際、AIチップ市場は2028年までの年平均成長率が39%を記録すると予想されています。

そして、AIチップのシェアを握るのもエヌビディア。
Omdiaによると、AIチップの売上の70%以上をエヌビディアが占めているとのこと。

エヌビディアの決算を確認しても、2024年度第2四半期の売上高は過去最高の135億1,000万ドル、前年同期で101%増の好業績を記録。

さらに、エヌビディアは主力製品「H100」の改良版となる新AIチップを発表。
従来モデルから大幅な性能向上を打ち出し、エヌビディアの株価は9日続伸で20%近くまで上昇。

エヌビディアが、生成AI開発において、さらに大きな地位を占めることは言うまでもありません。

【理由3】アナリスト予想を上回る好決算を発表したから

そして3つ目の理由が「アナリスト予想を上回る好決算を発表したから」

前述でも解説の通り、エヌビディアの決算は好調。
2024年会計年度第2四半期の概要を示すと、前四半期比だけでなく前年同期比でもプラスとなりました。

エヌビディアの四半期決算
(単位:百万ドル)
2024年度2Q 2024年度1Q 2023年度2Q 前四半期比 前年同期比
売上高 13,507 7,192 6,704 88% 増 101% 増
営業費用 2,662 2,508 2,416 6% 増 10% 増
営業利益 6,800 2,140 499 218% 増 1,263% 増
純利益 6,188 2,043 656 203% 増 843% 増

(出典:NVIDIA「2024年会計年度第2四半期の業績を発表」

いずれもアナリスト予想を上回る結果となりました。
さらに、今後の業績見通しについても、大幅な増収増益が予想されています。

旺盛な生成AI需要を受けて、エヌビディアの目標株価は軒並み引き上げの動きが活発に。

ブルームバーグの調べで、アナリストの9割近くが「買い」を推奨しているとのこと。

生成AIブームが一過性ではないのは言うまでもありません。
それを証明するかのように、エヌビディアの業績も増収増益を記録し続けています。

業績・将来性ともに高いからこそ株価も上昇。
エヌビディアの株価上昇は今後も続くのではないか、期待が高まります。

株価急騰したエヌビディアを同業他社と業績から比較検証

ここまで、エヌビディアのみにフォーカスし株価動向を解説してきました。

ただ1社のみの分析では結果に偏りが生じます。
同業他社と比較・分析することで、結果の確度はより高まります。

ここでは、株価急騰したエヌビディアを同業他社と業績から比較検証ていきます。

半導体メーカーの銘柄比較

まずエヌビディアと半導体メーカーの銘柄比較をまとめた表が以下の通り。

比較表
(決算期)
エヌビディア
(2023年1月期)
インテル
(2022年12月期)
AMD
(2022年12月期)
売上高 26,974百万ドル 63,054百万ドル 23,601百万ドル
営業利益 5,577百万ドル 2,336百万ドル 1,614百万ドル
当期純利益 4,368百万ドル 8,014百万ドル 1,320百万ドル
ROE
(自己資本利益率)
17.93% 8.14% 4.24%
EPS
(1株当たり純利益)
1.742ドル 1.944ドル 0.840ドル
PER
(株価収益率)
116.88倍 13.59倍 77.08倍
PBR
(株価純資産倍率)
22.72倍 1.07倍 1.90倍
配当利回り 0.07% 5.52% 0.00%

※数値はEDINETYahoo!ファイナンスから引用

【比較1】ROE18%前後と収益性が高い

まず競合比較でも明らかなのは「ROE18%前後と収益性が高い」

【比較2】PERが100倍超えと株価が急騰

客観的な情報からわかるのは「PERが100倍超えと株価が急騰」

【比較3】配当狙いのインカムゲインには期待できず

ただし、「配当狙いのインカムゲインには期待できず」

エヌビディア株はどこまで上がる?買い時を今後の将来性から考察

ここまで、エヌビディアの株価動向について解説してきました。

エヌビディアの株価急騰の最たる要因は、生成AIブームの到来。
実際、ここ数年の間に米GAFAMに並んで、エヌビディアの時価総額は1兆ドルの大台を突破。

そして、最も気になるのが今後の買い時。
エヌビディア株はどこまで上がるのかどうか?

エヌビディア株の買い時を今後の将来性から考察していきます。

【考察1】アナリスト予想は目標株価引き上げ

「アナリスト予想は目標株価引き上げ」

【考察2】損益は将来見通しまでプラス

「損益は将来見通しまでプラス」

【考察3】高すぎる株価バリュエーションには警戒が必要

しかし、「高すぎる株価バリュエーションには警戒が必要」

【Q&A】株価急騰で話題のエヌビディアに関するよくある質問

最後に株価急騰で話題のエヌビディアに関するよくある質問をまとめます。

【質問1】エヌビディアの株価のAIによる将来予想は?

悩む男性2

「エヌビディアの株価のAIによる将来予想は?」

【質問2】エヌビディアの株価はいつ株式分割された?

悩む男性2

「エヌビディアの株価はいつ株式分割された?」

【質問3】エヌビディアの5年後の株価はどうなってる?

悩む男性2

「エヌビディアの5年後の株価はどうなってる?」

まとめ:エヌビディアの株価急騰理由とどこまで上がるか今後の買い時

エヌビディアの株価急騰理由とどこまで上がるか今後の買い時をまとめてきました。

改めて、エヌビディアの株価が急騰した理由をまとめると、

エヌビディアの株価が急騰した理由

  1. 生成AIブームが追い風になったから
  2. AIチップの需要が急増しているから
  3. アナリスト予想を上回る好決算を発表したから